いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

お弁当の思い出

今週のお題「お弁当の思い出」

お弁当の思い出とななれば、昔母親に作ってもらっていたお弁当を思い出します。

中学卒業するぐらいまでは、母親にお弁当を作ってもらっていたように思います。

私の頃のお弁当箱は、今のようにプラスチック製で、

コンパクトな物やおかずとご飯が別になっているようなものではありませんでした。

アルミ製の平べったお弁当箱でした。

少々部厚い本のような形です。今でもあるとかもしれません。

母親の手作り弁当の記憶

お弁当にはいつも卵焼きが入っていたり、ちくわを醤油で焼いたのがはいていたり。

時に、ちらし寿司や、いなり寿司も入っていました。

前の日の晩ご飯が寿司だったので、その残りです。

お寿司は、母親の手作りでした。(今は安く売っているので、作る事がないのではと思います。)

これがまた、卵焼きと食べると卵の味とすし飯のほのか甘酢の味と合うので、

大変気に入っていました。

母親は、身体が弱い上に店もしていました。

パン屋さんでしたので、朝7時ぐらいから店をあけます。

その前後で、お弁当を作ってくれていたのだと思います。

そんな慌ただしい中で作っているお弁当ですので、

前の日の夕食の残りが入っている事もあったと思います。

時としては、弁当のおかずの事で文句を言ったこともありました。

お弁当のことを書いていると、色々と思い出してきます。

今思うと、お弁当以外のことでも文句いったり、言う事を聞かなかったこともありましました。

しかし、

文句を言っても、言う事を聞かなくても、黙々と私の為に、してくれていた事を思いだします。

感謝の気持ちと、本当に悪い事をしたなと反省の気持ちがわいて来ます。

そして改めて、「ごめん。そして、ありがとう」言いたい気持ちです。

これが親の宿命かもしれません。

最近では、高校生の娘が、妻にお弁当の事で文句を言います。

自分もこうだったんだろうなと思い、ふと母親の顔を思い浮かべます。

と同時に、「作ってもらってるのに文句言うな」と娘をしかってしまいます。

妻も子供に対しては、私の母の持っていたような気持ちをもっているのでしょう。

文句を言われても、作ります。

娘もまた、母親になったら、同じような気持ちを感じる事があるのだと思います。

母親が子供のためにと思って作っているお弁当、懐かしいです。

母親が私に弁当を作ってくれたこの記憶は、もう私にしかありません。

もう数十年も前の事なので、私の記憶も薄れてきています。

消えていく記憶に寂しさを感じます。


手作り弁当は大好きです。

一時期、自分で弁当を作っていました。

前の日に全部用意して、冷蔵庫で保管しておくのです。

そうすれば、朝は弁当を包むだけで済むので大変ラクです。

ただ、どうも私は欲張りで、ご飯をつめすぎるので、

お昼弁当を食べる時は、箸がしなる時もありました。

しかし、あるとき、妻がご飯をつめてくれて、お昼食べると

いつもと違いふわふわで美味しかったことがありました。

それから、ご飯をつめる時は、優しくつめるようになりました。

最近は、妻が子供の弁当を作るついでに作ってくれる事があります。

スーパーやコンビニでも弁当を買う事があるのですが

やはり手作り弁当が一番美味しい。

ちなみ、今日は妻の手作り弁当でした。

ごちそうさまでした。(^o^)V