いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

秋の夜長にちょっと読んでみませんか?

今週のお題「おすすめの本」

若い頃は、文学、歴史、推理小説が好きでよく読みました。

司馬遼太郎宮城谷昌光吉川英治、西村京太郎、横溝正史夏目漱石堀辰雄島崎藤村など

年ともに、心の泉が枯れかけているのか、

文学、歴史の小説は読まなくなってきました。

推理小説はたまに読みます。

今は、経済などのビジネス書をよく読むようになりました。

もう3年前になるのですね。リーマンショック。

2008年9月15日にリーマン・ブラザーズが破綻しました。

約400年前に関ヶ原の戦いがあった日です。(※別に意味はありません(笑))

この年に、副島隆彦さんが書かれた「恐慌前夜」を読みました。

書籍に書かれている発行日が2008年9月6日でした。

読んだのは、発売されて随分後でしたが、

「リーマンショック」を予言したような内容でした。

起きる時期もほぼあっていました。

この本が書かれたのは、6月から7月ぐらいじゃないかと思います。

この本をよんで、リーマンショックが起きる数ヶ月前にこの本が書かれたのであれば、

副島氏の予見はすごいと思いました。感心したのを覚えています。

ほぼ、起こるであるであろうことが起こっていました。

それから、副島氏の本は、何冊か読みました。

過激なことも書かれています。愚痴っぽいところもあります。

「こんなこと書いていいの?」ということも書いてあります。

しかし、大変読みやすく、気に入っています。


今年発売された『大災害から復活する日本』も読みました。

3年前に読んだときより、論調が過激になっています。

ただ、タイトルが「復活」とあり、ポイジティブな感じがするので気に入っています。

同じ時期に、発売された本で、ネガティブなタイトルの本がありました。

「2012年、日本経済は大崩壊する!」(朝倉慶)

その2冊がJR新大阪駅構内にある書店の店頭で並べて売られていました。

「復活する」「崩壊する」が並んでいました。

思わずまじまじと見てしまいました。

どちらも東日本大震災から日本の経済はどうなるかを書いた本だっと思います。

本に書かれている著者が示す結果は、多少時期はちがうものの、ほぼ同じでした。

日本をハイバー(?)インフレが襲うとういうものでした。

本当か?そうあって欲しくないと思うばかりです。

世界的に危機的な状況にあるのは確かだと思います。

ただ、評論家や学者の言う通りにならないとも思っています。

やたらと危機感をあおっているような気もします。

将来は、多くの人の考えが複雑に絡み合って、出来上がっていくものだとおもっています。

一人や少人数の人では想像もつかない事が起きます。

事実は小説よりも奇なりともいいます。

とは思いながら、こういった本を好きでよく読んでいます。(笑)