いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

怒らないこと。今の時代に大切なんでしょうね?

『もし、部下がお客さんとの大事な打ち合わせに遅刻して

お客さんを怒らせてしまった。

そんな時、その部下にどう接する?』

昨日、上司に飲みに連れて行ってもらった席で、上司から聞かれました。

その話が出る前の話を聞けば答えの方向は読めます。

上司が、元ホテルマンがほめるコンサルタントが、テレビに出ていたのを見たそうです。

本も出されているようです。

本の名前はわかりませんでした。


さて、部下がお客さんとの約束に遅刻、お客さんが怒っている。

部下にどう言いますか?

まず、注意する、怒る、叱るという言葉が浮かびました。

答えは当然違います。

お客さんが起らせてしまった。そんな時はまず誠意をもってお客に謝罪する。

それによって、お客さんといく度も接する機会が生まれ、誠心誠意接することができれば、

新たな仕事の機会も生まれる可能性がある。

ということを部下に伝えてあげ、そうするように指示するということじゃないかと思います。

当然、最初は注意します。あと、褒めるのでしょうか?

最終的に上司から答えを聞けませんでした。


失敗はするもんんです。

その後にどう行動するかで展開が変わる可能性があります。

先ほどの場合、お客さんを怒らせて、取引がなくなる可能性大です。

それを、転回させて、信頼を得て仕事につなげることができるかもしれません。

そういうことだと思います。



この話を聞くと、ほめるというより「怒らない」ことでしょうか?

今の時代、褒めることも大切で、怒らないことも大切だということでしょうか?

昔は、怒って人育てる時代でもあったのでしょうけど、

今は随分と変わりました。

時代時代によって、人の育て方がかわるのでしょう。

しかし、

育つ人は、上司からのそんな話がなくても、褒められなくても、

自分のすることは、身をもって感じているように思います。

松下、本田、阪急、京セラなど他にもたくさんいらっしゃると思います。

このような事業の創始者は自分で育ったのでしょうね。

失敗の中かから、自分の道を探し進んで行き、リスクもかけたでしょう。

時代が変わっていけば、人の育て方もまた変わって行くのかなと思います。

人は飽きっぽいですから。

褒められることに慣れ、怒られることに魅力を感じる時代がまた来るかもしれません。