何につけても、精神的な影響は大きいですね。
今日のアリッサ・シズニー選手の演技を見て感じました。
夜、実家に行って、テレビをつけると丁度女子のフィギュアがやっていました。
テレビで見られた方もたくさんいらっしゃると思います。
アメリカのアリッサ・シズニー選手が、丁度演技を始めるところでした。
滑り始めて最初のジャンプ。着地と思ったら転倒。
そして次も、転倒、次のジャンプはなんとか成功、次以降は手を突いたり転倒するなど
ジャンプはほとんど失敗したようでした。
シズナー選手は、練習でジャンプがうまく飛べていなかったようです。
それに、最近は、けがをしたせいか調子が悪かったようです。
しかし、ジャンプ以外の演技は素晴らしかったです。
スピンとかとてもスムーズな演技でした。
ジャンプの失敗がもったいないと思いました。
このシズナー選手は、アメリカ代表にもなったことがある選手です。
去年の世界選手権でパーソナルベストの総合182.25点を出しています。
182.25点はそこそこいい点だいと思います。
ちなみに、
今日の優勝はイタリアのカロリーナ・コストナー選手で189.94点。
日本人では鈴木明子選手が180.68点で銅メダルを獲得しています。
鈴木選手のパーソナルベストは総合:185.98点(2011年NHK杯)。
コストナー選手のパーソナルベストは、この試合までは、総合:187.48(2011年GPファイナル)。
シズナー選手の実力は推して知ることができます。
しかし、本日はジャンプの失敗がたたって、
シズナー選手はこの試合では22位に終わっています。
本当はもっと実力があるはずです。
けがや体調の影響もあると思いますが、それだけであれほど転倒はしないと思います。
今回ジャンプを失敗したのは、精神的なものが大きいのではないかと思います。
まず、最初で失敗、練習でもうまくできていなかったのに、そして次も失敗となると、
精神的にダメージも大きいですし、ジャンプ=失敗と思いこんでしまいます。
そうなると、できるジャンプもできなくなります。
今日テレビを見てそう感じました。
浅田真央選手もトリプルアクセルがうまく飛べない原因の一つにそれがあるのではないかと、
生意気に思ったりします。
スポーツはフィジカルな面もありますが、
ランクが上の人にはメンタルなものも大きな影響を与えるのだと思います。
スポーツでもそうであるように、仕事でもそうだと思います。
できないと思ったことは、できないようになってしまいます。
できると思ったことは、できようになります。
できないと思っていると、脳が「おまえにはできない」と体全体に指令をだします。
そうすると、体はできなくなるように動きます。
ビジネスでは、表情や声の様子などが、微妙に違うなどのことが起きるのではないかと思います。
相手の人は、それを無意識に察知してしまいます。
人の体は、完全に意識ではコントロールできないようです。
意識以外が支配する部分もあるようです。
例えば、笑顔を作っても、なんか笑っていないなんてことありません?
顔には、意識でコントロールできない筋肉があるようです。
それは、体の他の部分にもあるのだと思います。
意識以外にコントロールされる体内臓以外の部位や筋肉があると思います。
それが、人間の面白いところです。
精神面(メンタル)大切ですね。
くどい文章になってしまいました。(笑)
ありがとうございました。