いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

まだまだ、日本は大丈夫じゃないでしょうか?

iPhoneでニュースを見ているとこんな記事がありました。

「対外純資産2年ぶり増加 11年末、21年連続世界一0.6%増の253兆円」

テレビや新聞、雑誌、本でも日本がダメになるとか、日本はダメだとか言っていますけど、

一つの指標かもしれませんけど。

この数字をみると、なかなまだまだという気持ちになります。

純資産ですから、資産から負債を引いた額が、253兆100億円です。

で世界一です。GDP比54%。

◆資産

外資産残高は前年と比べて3.3%増え、582兆480億円。

このうち

直接投資は10.5%増の74兆8280億円。

海外への貸し付けも15.5%増の82兆2840億円。

◆そして負債は
対外負債は5.5%増の329兆380億円です。

◆◇◆◇◆

ちなみ、2位以下は、

2位が中国137兆9297億円 。3位がドイツの93兆8947億円です。

いずれもGDP比24.0%、36.4%です。

4位はスイス73兆2205億円、GDP比156.9%です。

以上日経新聞のweb版から抜粋しました。

日本がダントツ

日本がダントツですね。

日本は国内で生産した価値の半分以上を純粋に海外に資産をもっているということですね。

日本のGDPは2011年で名目468兆円ですから、

投資額でいうと、GDP以上の額を海外に資産をもっていると言えますね。

この中には事業資産もあると思います。

日本は見込みがないから、資産を海外に移した人の資産もはいっているでしょう。

金利が高いからということで、投資されたものもあるでしょう。

そして、知らず知らずの内に海外資産を間接に持っている人もいるかもしれません。

預金とかで。

そして政府が持っているアメリカ国債も入っているのでしょうね?

日本が保有するアメリカの国債はとても多いと聞きます。

どれくらいか、正式な資料ができません。

そこそこあるんでしょうね?


外資産なので、いつ毀損してしまうかしれない物もあると思います。

金利が高い債権とかは、ちゃんとコントロールしないと損をする可能性もありますね。

ハイリスク、ハイリターンですね。

また、為替というくせものいます。

為替の変動で、23兆円を損したということも記事に書かれていました。

額が大きいだけに、損失の一瞬で多額の損失というとこも十分ありえますね。

資産を持っているの国が破綻すると、その資産は価値が激減します。

そこまでリスクヘッジできているんでしょうか?

こんなに多額の資産を海外に余計に出している国。

しかもダントツの額を。

なんか踊らせれているような気がしてなりません。

それより、それだけお金があるのでしたら、

もっと日本を元気にするために国内に投資をしてくれればいいのにと思います。

素人考えでしょうか?。(笑)

日本人と海外との意識の違い

そして、対外負債は329兆380億円。

国の一般会計の予算約100兆円の何倍もの海外負債があるんですね。

しかも増えているんです。

増えた原因が

「欧州債務危機が深刻となり、海外投資家の資金が比較的安全とされる日本の短期債に流れ込んだ。」

とありました。

海外の人は、日本が安全と見ている向きがありますね。

日本は戦後何十年もかけて、成長してきた国です。

そんな国が世界のどこかにあるでしょうか?

GDPの200%近い債務を負っていても、なおまだ安全な国と見られている国が他にあるでしょうか?

でも、国債の格付けは下げられっぱなしですね。


なんで、日本の人は、海外に資産を持とうとするのでしょうか?

ちょっと不思議です。

金利が低いからでしょうか?国が信用できないからでしょうか?

格付けが影響しているのでしょうか?

今日、フィッチ・レーティングが日本の円建て長期国債の格付けを

「ダブルAマイナス」(上から4番目)から「シングルAプラス」格下げしたようです。

S&Pとムーディーズはまだしていないようです。

まぁ、いろんな事情があるんでしょうね。