いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

勿体無い、勿体無い。江戸時代の気持ちをもう一度。

先日、ネプチューンが出演している番組で、
江戸時代題材にしたドラマのようなもの見ました。

江戸時代は、大変エコな時代だったんですね。
紙もとことんリサイクルしていたようです。
使い古しの紙や捨てられている紙もリサイクルしていたようです。
今と大違いですね。
コピー機で一瞬で大量の印刷ができ、間違えればそれまでとポイット捨ててしまう。

ご飯を炊いたりしてできた灰までも洗剤として使っていたようです。

ものを最後の以後まで使うようにしてたんですんね。

さらに驚いたいのが、江戸時代に上水道があったということです。
総延長150kmもあったようです。
人々が使うには井戸にその水を引き込んでいたいようです。

さらに、今でいうレンタル業もあって、江戸の町民は生活に使う鍋や釜もレンタルしていたようです。レンタル料は、一ヶ月その価値の一割ほどだったようです。
食事については、
江戸の町の町民は、ちゃんと朝昼晩と食事を作っていたかと思ったのですが、朝ご飯を炊いてお櫃にいれて、その日で食べ切っていたようです。お昼も夜も朝炊いたご飯のヒヤゴハンを食べていたんです。朝炊くご飯の量の一升ぐらいです。
江戸時代の人は、ご飯をよく食べたようですね。
そんなにお米に余裕があったのちょっと疑問です。江戸の町だけかもしれません。
いつの時代か説明はありませんでした。
おかずは、市場に買いに行くのではなく、朝、近所まで売りにくるのを買って使っていたようです。
今とは反対ですね。今で言う「内食」。百貨店やスーパーで惣菜買って帰るような感じですね。
それが、家の近くまで売りにきていたんです。
そういえば、昔は豆腐とか売りにきていましたね。江戸時代の名残なんでしょう。

以上のような内容を紹介していました。

江戸時代は、ものを無駄にしない。
「勿体無い、勿体無い」と思う気持ちが、強くあったのでしょう。
ものの供給が安定していない時代です。
ものは大切にしないといけないという意識があったのでしょうね。

今までの江戸時代のイメージと違いました。
もっと知りたいと思い、今日も紀伊国屋に行って江戸時代の本を物色しました。
そこで、「江戸のしぐさ」という本を見つけました。
同じ題名の本を、数年前に買ったおぼえがあります。
この時も、江戸時代はいい時代だったんだなと思ったのを思い出しました。
江戸時代の風習が、今の日本習慣に深く残っていると感じました。
その時の感覚を忘れていたんですね。
本当に忘れやすいです。(笑)
江戸時代の文化風習が、長く日本人の心に深くにあったでしょう。
それが、随分と失われたように思います。
もう、バブルの時代は、暫くはないでしょう。
これからは、ものを大切にすることが大切な時代になって行くんだと思います。
「勿体無い、勿体無い」という気持ちを取り戻さないといけませんね。