いまこのときが大切

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『ネットの中』で遊ぶ子どもたち 親はどうやって守る?

『ネットの中』で遊ぶ子どもたち 親はどうやって守る?

日経新聞のWEB版に載っていました。

パソコンやインターネットに囲まれて育った今の子どもは、ネット空間も現実と同様に身近な遊び場だ。ただトラブルも増えている。閲覧や利用時間の制限に躍起な親の目をかいくぐってネットにアクセスし、問題になることも多い。親はどう対処すべきか。

未成年がネットゲーム(ソーシャルゲーム)をするのには、親の承認がいるようです。

記事に載っている話では、クラスのみんながしているからネットのゲームをしたいということで、

親御さんが保護者の承認のボタンを押したようです。

ゲームは無料でもアイテムは有料なので、それを買う為に親の財布からお金を抜き取ったりするようになったようです。

それが発覚して親御さんはパスワードを変えたり、パソコンを会社に持っていくなどの対処したそうですが、

一度火がついたものは止められないのでしょうね。

友達のパソコンで友達のIDを借りるなどしたようで、最終的には「学校にいかない」ということになったようです。

ゲームはしていると時間を忘れます。

私も学生の頃、兄が買ったファミコンスーパーマリオブラザーズを飽きずに一日中やっていて母親に怒られたことがあります。

社会人になって、ドラクエを初めて知って、寝るのを忘れてゲームして、妻に怒られたこともあります。(笑)

ネットゲームの市場は、インターネットの普及と携帯電話の普及でどんどん伸びています。

最近Yahoo!とグリーが提携して、スマホのYahoo!のトップページからグリーへ誘引するようになったようです。

「爆速で決まった」ヤフーとグリーの提携 アニメなどコンテンツ投資も

普段見ているインターネットのポータルサイトから無料ゲームなど、

ネットの遊びの世界へ誘引する仕掛けがどんどん増えていっているのでしょうね。

国内のネットゲームの市場は伸びています。

■2011年の国内ソーシャルゲーム市場は、対前年比約2倍
2011年の国内オンラインゲームコンテンツ市場規模は、2010年の3181億円から、24.0%増の3946億円となった。中でも大きく伸ばしたのがソーシャルゲームで、2010年の1120億円から約2倍となる2117億円としている。
2011年の世界ゲームコンテンツ市場は5兆1300億円。エンターブレインが「ファミ通ゲーム白書2012」を発刊)より

携帯電話も広く普及しています。

国内の携帯電話の契約台数は2012年10月末現在で、127,888,300台です。
(「社団法人 電気通信事業者協会」より)

国民一人に一台持っている勘定になります。

テレビでもネットゲーム(ソーシャルゲーム)のCMを見かけます。

野球の球団を持っているネットゲーム(ソーシャルゲーム)の会社もあります。

ヤマダ電気もネットゲーム(ソーシャルゲーム)の事業を始めました。
家電量販店の巨人、ヤマダ電機のソーシャルゲーム事業を検証する

随分前からですけど、

電車に乗っていても、携帯電話でゲームをしている人をよく見かけます。

入り口は「無料」なんですね。

そして遊んでいるうちにアイテムが欲しくなる。

アイテムはほとんどが有料です。

ゲームは「射幸心」を煽るようなものです。

次から次へとゲームにはまり込んでしまいます。

まだ大人がやっている分に良いのかもしれませんけど、

子供がやりだすと、

ついには、

無料ゲームをして有料アイテムを買うためにお金を盗んだり借りたりすることが、

起きるのでしょうね。

かくいう私の高校と中学の娘にもスマホを持たせています。

ちょっと心配です。

しかし、親がお金がないのを知っているのでしょう。

ゲーム(ソーシャルゲーム)の話はまったくしてきません。

スマホを買いたてのころは、

娘たちがスマホを見ていると、妻が「お金かかるんちゃうん」と口うるさく娘に言っていました。

妻はスマホとかに疎く、使うだけで通信料以外に金がかかると思っているようです。

娘もお金が、かかるのはしたくないようです。

上は、ミクシーに凝っているようです。

下は、ラジコで好きな声優さんがやっているラジオを聞いたり、無料の本を読んだりしています。

もし、娘が頼んできても、保護者の承認のボタンは押しません。

もし、押したとしたら口うるさくどんなゲームしているか聞くと思います。