いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

「無制限の金融緩和金融緩和」発言で、円安、株高、債券高。「円安」を渇望する日本経済が見えた。

衆議院が解散しますね。

昨日の党首討論をニュースで見ました。

今まで、押され気味だった野田さんが強気で、

安倍さんを圧倒していたような感じですね。

そして、

この解散と相まって、安倍さんの今日の午後の発言などがあって、
円が6ヶ月ぶりの安値をつけました。

「午後に自民党安倍晋三総裁が都内の講演で日銀と協調して無制限の金融緩和を実施すると言及したほか政策金利をゼロまたはマイナスにして民間向けの貸出を増やすべきだと述べたなどと伝わった。」
(「東証大引け、8800円台回復 金融緩和期待でほぼ全面高日経新聞WEB版)

そして、株も大幅に続伸したようです。

終値は前日比164円99銭(1.9%)高い8829円72銭と、11月8日以来1週間ぶりに8800円台を回復した。
(「東証大引け、8800円台回復 金融緩和期待でほぼ全面高日経新聞WEB版)

今日は、アメリカや上海、香港、韓国の株が下げた中、日本だけが株高だったようです。

14~15日の世界の株式市場では、米ダウ工業株30種平均が1.4%下落したほか、上海総 合指数と香港ハンセン指数、韓国総合指数が1%前後下げるなか、日経平均は1.9%高だった。
(「『解散』で市場動く 緩和期待で株高・円安・債券高日経新聞

次期政権の総理の可能性のある人が、大胆な金融緩和するという話で、円安そして株高、債券高になる状況です。

日本の経済は、「円安」を渇望してるのでしょうね。

それが今日の動きで伺えます。

だた、昨日の党首討論の様子を見て、自民党優勢から、民主にふれるのではないかという話も出てきています。

野田さんが毅然と(ある種捨て身的)態度できたのなら、安倍さんもそれに動ぜず毅然と立ち向かうべきでしたでしょうね。

昨日の党首討論で、少し風向きが変わるかなとも感じたりました。

日経新聞のWEB版にも以下の様な記事が書いてありました。

野田首相の決断をきっかけに動き始めた金融・資本市場。だが、日本維新の会を中心と する第三極の台頭や、原発再稼働問題を抱え、新政権の枠組みは流動的だ。「昨日の党首 討論でのやりとりや決断力を見て、野田佳彦首相の支持率が再び上昇に転じ;、今後の自民 党や、安倍晋三自民党総裁の支持率によって、自民党への期待感が弱まり、株価を左右 する可能性がある」(高橋卓也・大和証券投資戦略部副部長)との見方もある。市場は いったんリスクオン(リスク資産買い)的な色彩を強めているが、「日経平均は8000円台 後半を中心とするボックス圏の動きであり、株高の持続力は乏しい」(銀行系証券の株式 情報担当者)との慎重な声も少なくない。
(「『解散』で市場動く 緩和期待で株高・円安・債券高日経新聞

安倍さんが政権に着くと円安になると思われます。

安倍さんの発言が、3年前の民主党マニフェストのようにならなければいいのですが。

野田さんのままでしたら、円高が続くかもしれませんね。

野田さんも今日の動きをみて考え方を変えるかもしれません。



「日本はどうなるのだろうか?」という気持ちでしたが、

今日だけ見て、断定できないでしょうけど、

今日の市場の反応を見て、円安になれば、景気が良くなるのかなというのを感じました。

「金融緩和」(=「円安」)という言葉で、株や債権が敏感に反応して上がる。

「金融緩和」で円安になれば、日本の経済は再生していく可能性があるのだと思います。

金融政策をちゃんとすれば、日本は再び元気な国になれるのではないかと思います。

日本は他の国と違って、まだ、立直る方法を一つ残していたのですね。

「無制限金融緩和」



まだ、選挙は始まっていません。

次にだれが総理大臣になるかも決まっていません。

いま一番可能性が高いのが、安倍さんでしょうね。

もし安倍さんが総理大臣になったとしたら、

気になるのは、安倍さんの腰の弱さですね。(昨日テレビを見て感じました)

初志貫徹できるのでしょうか?