猫は決まって立ち寄る所があるようです。
実家の向かいの家のミャーにとっても、実家は立ち寄る場所だったのかもしれません。
昨年撮った写真です。
向かいのミャーです。
いつも、実家に入ろうと狙っています。
この時は、油断して侵入を許してしまいました。
実家の玄関で自分の家のようにゴロゴロ。
時として、実家の奥深くまで、侵入します。
誰もいない真っ暗な2階まで上がって行きます。
その暗いのに驚いか、私が追いかけ上がると、じっとしています。
おとなしくなったミャーを抱きかかえて
玄関まで連れて行き外に出してあげます。
昨年の秋前ぐらいから、そんなミャーを見かけなくなりました。
長い間。
飼い主さんと合う事があって、
ミャーの消息を聞いてい見ると。
大怪我をして、家で寝ているようでした。
それからも長くミャーを見かけませんでした。
怪我がひどかったのだろうかと気にしていると。
最近になって、実家から帰ろうと外に出ると、
ひょっこりとミャーが現れました。
ミャーは私を見て、「久しぶり」といっているのか、
私の足に擦り寄ってきました。
私も久しぶりと、強めになでてやりました。
そうすると、爪を出して私の手を払いのけようとします。
爪が手に引っかかる少し痛いです。さらに噛もうとします。
猫のじゃれ方。
それから、実家か帰りがけによく見かけるようになりました。
ミャーは私を見かけると、ゆっくりと私の方に歩いてきて、足に擦り寄ってきます。
そして、実家の入れてくれと言わんばかりに、玄関前に座り込んでゴロゴロとします。
なぜか、ミャーは実家に入りたがります。
昔の立ち寄り場所にはいりたいのか
まだ、昔家にいた猫(ミーコ)の匂いが残っているのでしょうか?
20年もいたのでいまだ匂いが残っているのかも。
それか、
母親は猫が好きでしたので、ミャーを可愛がったのかもしれません。
だから、ミャーはそんな私の母に会いたがっているかも。
その母も、ミーコも、もういません。
ミャーは、実家で誰かを探そうとしているのかもしれません。
ミャーだけが、いまだにその存在を信じているようです。