いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

シタール

知り合いがシタールの教室に通っていて、今日その発表会があるということで見に行ってきました。
 
たまには、初物に接してみるのもいいものです。
 
その教室では、初めて開く発表会とのこと。
 
シタールは北インドの民族楽器。一見柄の太長いギターのようですが、共鳴胴はひょうたんか冬瓜の乾燥させたものを使っていますので、後ろがとても出っ張っています。ケースに入った状態で、持ったことがありますが、重くて大きいです。私のカバンの重さぐらいあるかもしれません。(笑)
演奏する時は、あぐらをかいて、足にシタールを乗せて演奏します。
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上の写真は先生が最後に演奏している時です。先生の演奏を見ていると、ギターを弾いているようで、軽やかで、テンポが良く、迫力がありました。
 
演奏は、シタールだけでなく、タンブーラという弦楽器と、タブラという打楽器伴奏していました。
見ていると、タブラの出す音と奏者の手つき目が行きました。両手でそれそれ左右二つ太鼓を手で叩くのですが、左手の太鼓の真中に黒い部分があり、そこには、左手の手首を擦るようにしていました。違った音が出ていました。その部分は、調べると、ヤギの皮でできているようです。
そして、タンブーラがとても気になりました。奏者は背筋を伸ばしてあぐらをかいてすわりタンブーラを右の足の付け根あたりに立てて構えます。演奏中動くのは、右手に手首から先だけでした。
仏様が演奏しているように見えました。
タブラとは全く逆。
静と動と対象的でした。
 
 
そんなシタールは、ご存知の方も多いと思いますが、インドのポップス以外でも、ビートルズなどロックにも取り入れられています。ビートルズのジョージハリソンもシタールを学んでいたようです。
一般的に日本人が持っているインドのイメージの音色ですが。演奏の仕方で、ポップな雰囲気が出ます。
先生の演奏を聞いてそう思いました。
 
先生の演奏ではありませんが、先生他5人の六重奏です。(H25.9.11追加)
 
 
 
場所は、大阪市北区。
昔の民家を改造して、民家の柱とかも使っています。
入口
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舞台は
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横から、
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人の集まっている所がガラス戸になっていて、開けるとそこが舞台です。
私は、わからず、知り合いの家族の方に呼び止められなかったら、この前を通りすぎてしまいそうところでした。
 
 
終わった時は、19時を回っていました。
帰りは、歩いて、中之島公会堂の前をとって、「淀屋橋」駅まで。
 
公会堂の南面です。
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ライオン橋も水晶橋も灯りが入って、きれいでした。写真に収めませんでした。