いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

高いけど美味しいから買う

夕方、窓から月がきれいに見えました。
 
見えない影の部分は空の色になって、なんか不思議だなと思いつつ、しばらく、ぼーっと月を見ていました。
月齢6.6日の月です。
そう言えば、
もうすぐ、仲秋の名月(十五夜)です。
この月が満ちていけば、仲秋の名月(十五夜)です。
今年の仲秋の名月(十五夜)は、9月19日(木)です。
旧暦では8月15日。
来週ですね。
 
月は写真に撮ると小ちゃくなってしまいますね。
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〜ここから本文です。ちょっと長く文字ばかりです。〜
 
おっさんになって久しく。
娘たちが好んで見ている番組は、アニメ以外は、面白くありません。
だから、
家に帰って、こういった番組がテレビを娘たちが、見ていると、
「見てる?チャンネル変えてるで?」と言います。
娘たちは、スマホを見ながら、
「見てるんねん」
「見てへんやん。スマホばかり見て」
と返しますが、
「見てるねんって!!」と強く返ってきます。
これ以上やると、妻が割り込んでくるので、これはここまで、引っ込みます。(笑)
 
娘たちが好んで見ている番組は、おっさんからすると、もう何十年も前には喜んで見ていたかもしれません。
今は、見たいとは思いません。
おっさんになって、飽きたのでしょう。
それより、好みが変わったのでしょうね。
おっさんになるとニュースが好きになります。普通のニュースが。
 
 
学生の頃、ニュース番組も見ないといけないと思い、日曜日にやっている「日曜日討論」のような番組を見たことがあります。
政治経済経営のどの部門かわすれましたが、とにかくその道の専門家が出て、討論していました。
その時、見ていてわかったのは、
番組に出ている人が日本語を話していることぐらいでした。(笑)
テレビで言っていることが、「意味不明」でした。
基本が全くわかっていませんでした。
 
何とか分かろうと思い、何度も見ているうちに、少しずつ話の内容わかるようになってきました。
そして、このような番組が好きになってきました。
それ以来、20台後半30台と、こういった専門家が出る経済討論番組をよく見ました。
 
しかし、最近になって、こういった専門家が出る番組は見なくなりました。
そして、こういった番組に対しても多少拒否感が生まれてきました。
多分、見ているとツッコミばかり入れてしまいそうです。
机上の論理だということに気づくようになりました。
机上の論理の討論には決着がありません。
自分の専門の範囲内だけの討論なので、遊んでいるように見えます。
 
アベノミクスも机上の論理でした。
それを、今、実体経済で実験しているところでしょう。
欧米においても実験と見る節があります。
経済成長しつつも、低金利を維持し続けるという状況は過去にはありませんでした。
多分、その点に注目されているのでしょう。
そういうことなので、低金利を維持するためには、日本が増税出るという姿勢示す為にも増税はしないといけないというのが。財務省の考えで、最近は総理も同じで、消費税は上げる考えのようです。
先ほど、ニュースで言っていました。
 

専門家が出る番組を見ないと言っておきながら、

ただ、なぜかわかりませんが、

NHKやテレビ大阪日経新聞系)のニュースや政治・経済・経営ぼ番組は、好んで見ます。

自己矛盾が起きているかもしれません。(笑)
バラエティ番組的なところがないからでしょうね。
 
 
数日前、夜実家で、テレビを見ていました。
見たい番組が ないので、チャンネルを変えて行くうちに、
 「高いけど、美味しいから買う」という言葉が聞こえました。
デフレであっても、日本人の経済状況からしますと、あり得ることです。
 
私ですら、今まで買わなかったアイスクリームでも、美味しければ、多少高くても、買いたいと思い買っています。
105円と198円の話ですが。
 
アイスクリームは家族や、父のために買うことがあっても、
自分の為に、アイスクリームを買うことはありませんでした。
少し前に、冷蔵庫にあったアイスクリームを食べておいしいと思いました。
今までのアイスクリームとは違いました。
このアイスクリームは、娘たちがおいしいといっていました。
買って帰ってあげると喜ぶアイスクリームです。
それを一度食べてみようと思い、冷蔵庫にあった妻の分を食べました。
妻には了解を得ました。
 
デフレは、経済の贅沢病のような状態かもしれません。
物が売れないということは、物が余っているとも言えます。
また、安い物が売れるのは、高い物との品質の差があまりないからでしょうね。
差といえば、使うか使わないかわからない機能もあるかもしれません。
最近の家電は機能が充実していて、よう使い切りません。
 
炊飯器では、
高い炊飯器は、確かにおいしく炊けるかもしれません。
しかし、炊きたてであれば、あまり差がないような気もします。
 
4kテレビも、一見では、ハイビジョンとあまり変わらないように思えます。
ハイビジョンでも、十分テレビを楽しめます。
ただ、4Kテレビは細かい文字まできれに映し出していました。
すごいと思います。
 
 
テレビで紹介していた「高いけど、美味しいから買う」で取り上げられていた商品はセブンイレブンの「金の食パン」でした。
セブンイレブンの人気商品です。それを、さらに改良して、売り出したそうです。
 
セブンイレブンの鈴木会長は、人気商品をなぜ改良したのかというインタビューに応えて、
「ざるそば屋さんのそばも、日々変わっている」と言っていました。
変わっていないそば屋さんは、廃れていくようなことも言っていました。

人は贅沢で、すぐ飽きてしまいます。

飽きっぽいというか、好みが進化してると言えるかもしれません。

人の気持ちは、他にいいのがあれば、

すぐそちらの方にすぐ流れてしまいます。

お客さんを逃がさない為に、日々細かい改良を考えていく必要があるということですね。

そして、品質や機能の向上ばかりでなく、デフレを脱却するよう機会は、この20年間であったのではないかと思います。

日本人の「おもてなし」の心を、商品やサービスに加えることで。

そしたら、高くても買う人が増えたかもしてませんね。

ダラダラと長くなってしまいました。(笑)