いまこのときが大切

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【小寒】「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」

今日は二十四節気の「小寒」です。

冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」

「寒の入り」と言われています。

本当にここ数日は、大阪でも寒いですね。

北国比べると寒さはまだましもしれませんけど。

昨日と今朝とも、近くの小学校のプールに貯めている水に氷が張っていました。

この時期には「寒中見舞い」とかを出したしたりするようです。



小寒」の次は、「大寒」と続き、

二十四節気が一巡して、「立春」を迎えます。

一日の内でも、「夜明け前が一番暗い」といわれます。

「苦難や雌伏の期間は、終わりかけの時期が最も苦しい。それを乗り越えれば、事態が好転するだろう。」(kotobankより)という意味があるようです。

春を夜明けに例えると、

春が来る前が一番寒いと言えるかもしれません。

春を迎える前に、厳しい寒さに耐えることで、

春を迎えた時の喜びもひとしおでしょうね。

また、「小寒の氷大寒に解く」という言葉もあります。

小寒」のほうが「大寒」より寒く感じる事があるのでしょうね。

確かに、「小寒」の時よりも「大寒」の時の方が、

多少でも日照時間が長くなっているはずですから、

多少は、暖かくなる可能性もありますね。

そして、

「物事が必ずしも順序どおりにいかないこと」(kotobankより)のたとえでもあるようです。

寒い日が続いています。

ご自愛ください。

例のごとく、「Nippon Archives 二十四節気 京都 〜小寒〜 」