「おおきに」は関西人の「ありがとう」です。
この言葉は、最近まであまり使いませんでした。
年をとって、おっさんになってから、使う事が多くなりました。
なんか、おっさんになって使える言葉やなと思っています。
非公式な時に使います。
特に呑み助の私が、飲みに行った時によく使います。
行きつけのお店で、帰りしなお店の大将に「おおきに」と言って店をでます。
よく行く店の大将も最近よく行くようになった店のマスターは、
「おおきに」とは言いません。
普通に「ありがとうございます」と言います。
二人とも大阪育ちのようですけど。
大阪で「おおきに」使う人は、
もう、そんなに多くいないのでしょうね。
私は、「おおきに」という言葉が気に入っています。
「ありがとう」もいい言葉です。
「おおきに」は、スーパーでレジで支払いした後も、
昼食を食べて支払いをした後にも、「おおきに!」。
「ありがとう」の時もあります。
「おおきに」の方がいいですね。
「ありがとう」はちょっと堅い感じがします。
同じ「おおきに」でも大阪と京都とでは、
同じ意味で使われるのですが、雰囲気が違うように思います。
ニュアンスが違うのでしょうね。
だから、受ける感じも全く違った感じになります。
大阪の場合は「まいど」を付けたりします。
昔ながらの商店なら「まいどおおきに」と言います。
商人言葉ですね。
京都は、
芸者さんが使うので、女性的なやさしい感じがしますね。
「おおきに」の語源は、
語源は「大きに」から来ていると思います。室町時代まで「大きなり」という形容動詞が使われていたと言われます。その「大きに」(連用形)と「大きな」(「大きい」とは別の語・連体形)が現代語の中に残されているのでしょう。
(OKWAVE「おおきに」の解答より)