いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

愛媛県は日本一が多いですね。

シルシルみしるサンデーは、好きでよく見ます。
日曜のテレビ朝日系列で夕方7時からやっています。
有名な食品メーカーの工場を紹介したり、
いろいろな会社の裏側を紹介してくれます。
この番組は、ナレーションが普通と違って面白いです。
普通のドキュメント番組のナレーションと同じ口調で、
ありえあな表現で紹介する。見ていて笑ってしまいます。


日本一を紹介しているコーナーがありました。
「全国ニッポン1視察」
今日は愛媛県です。
愛媛県は日本一が多いと紹介していました。


最初は真鯛です。
愛媛県真鯛の養殖日本一だそうです。
日本の真鯛57%が愛媛のようです。
とくに宇和島周辺で養殖されているようです。

平成19年(2007)の資料によると、愛媛県は鯛の全国年間生産量約7万1千トンのうち約4万トンと、全国の半分以上の鯛を生産しています。平成2年(1990)から全国第一位となった愛媛県は、それからその位置をずっと維持しており、第二位の熊本県が約10%の生産量ですから、他県を大きく引き離しています。

紹介された秀長水産。年商は100億円なのだそうです。
1万匹の生簀を100箇所契約していいるようです。
1匹3,000円ぐらいで取引されるので、生簀一つで3,000万円。
100個で30億円になります。
1990年から約22年間圧倒的な養殖真鯛のシェアを占める愛媛県



愛媛県の鯛を紹介した「愛媛の鯛」というサイトがありました。興味のある方は一度ご覧ください。(H27.01.7追記)

えひめの鯛/TOP







次はみかんです。
愛媛といえばかんきつ類です。
いよかん、ぽんかん、はっさく、など多くのかんきつ類をつくっているようです。全国の20%のシェアを持っているようです。

愛媛でおいしいみかんを育てるのに3つの太陽があるようです。
1つめ直射日光、2つめ海からの反射光、3つめ石垣からの反射光
このあたり、石垣を積んだ段々畑になったようです。

みかんの収穫のときは、みかんを獲ったときついている枝の端もちゃんと切り取って、他のみかんを傷つけいないようするようです。
そして、収穫するときには、葉を切らないようにきをつけているようです。
葉を切ると、栄養が行かなくなるので、次みかんが育つまで8ヶ月かかるようです。

普通のみかんは、11月から12月ころ収穫するようです。
小太郎というみかんは、1月頃まで育てるようです。
普通より小ぶりで、東京では1つ200円ぐらいするようです。

みかんでもきずがついたみかんはポンジュースになるようです。
加工工場の様子の映像が流れていました。
いつみて、食品工場の機械はすごいですね。
みかん丸ごとを、おして外の皮を取り果肉を取り出して、ジュースを抽出していくのです。見事でした。
みかんジュースはそのあと水分をとって、濃縮されるようです。
ポンジュースは濃縮還元果汁です。
なぜ濃縮するか、みかんの収穫は冬で、よく売れるのが夏だからそうです。


温州みかん単体では、和歌山県が第一位のようです。
中晩柑類では、愛媛県が一位です。
みかんと中晩柑類を合わせると愛媛県が、和歌山県を抜いて一番になるようです。

愛媛県の柑橘類統計のサイトです。↓
愛媛県庁/かんきつ類の統計
日経新聞の記事です。↓
愛媛県、かんきつ収穫量の全国一を維持 シェアは20%: 日本経済新聞
都道府県別ランキングのみかん収穫ランキングです。
http://jp1.com/ranking/%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E5%88%A5%E8%9C%9C%E6%9F%91%E3%81%BF%E3%81%8B%E3%82%93%E5%8F%8E%E7%A9%AB%E9%87%8F%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0/
(H27.1.7 追記)








そして最後は真珠です。
真珠もシェアは37.4%を占めているようです。
シェアの真珠母貝が78.4%を占めているようです。
これも宇和島です。真珠と言えばミキモト三重県かと思っていました。

近代養殖技術は、明治42(1909)年、小西左金吾翁が平城湾で苦労のすえ、真円真珠の生産方式の確率に成功(三重県より古い)して以来、綺麗な海とリアス式の海岸線、温暖な気候などの自然の恵みに育まれ、熱心な取り組みにより高品質の真珠を生産しています。国内では全国シェアの真珠母貝が78.4%、真珠は37.4%です。
宇和島アラカルト 日本一・世界一」より

真珠をとるアコヤ貝の貝柱は高給食材にもなるそうです。
真珠養殖の副産物です。


ゆるきゃらも日本一?
パリィさん今治のゆるきゃらです。
ゆるきゃらグランプリで1位になったようです。
こしに日本一のタオルをおなかにまてて、造船の船が頭にのっているキャラです。


愛媛で人気のある食事も紹介していました。、
1、鍋焼きうどん
2、焼き豚玉子飯 もともと中華料理のまかな飯だったようです。
  ラーメンにあるチャーシュー丼に玉子のっている感じですね。

3、八幡浜ちゃんぽん。

私としては2番目の焼き豚玉子飯に惹かれます。
とても美味しそうです。
ラーメン屋でもラーメンにチャーシュー丼のセットがあります。
そのチャーシュー丼が美味しいです。
ラーメンより美味しいと思うときもあります。


愛媛県宇和島といえば、
司馬遼太郎さんの「花神」でも宇和島が出てきます。
宇和島藩は、長州藩から村田蔵六を招聘して、
蒸気船を作ろうとします。
そのとき、薩摩藩佐賀藩なども蒸気船をつくろうしたいようです。
当時黒船襲来で、黒船を怖がっていた日本で、黒船の蒸気船を作ろうとおもうことなんか思いもつかなかったともいます。
そんな時代に蒸気船をつくろうする数少ない藩に、宇和島藩でした。

このほか、宇和島藩でも、藩主伊達宗城村田蔵六に命じてオランダの書物を翻訳させ、嘉蔵という提灯屋の男(前原巧山)を製造担当者として実験的な蒸気船を1857年に完成させている。ウィキペディアより