いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

宅地建物取引主任者講習


大阪は朝から雨でした。
雪の予報もありましたが、
マフラーをしていると少し熱く感じるほどの気温でした。
OBPのツインタワーにももやがかかっていました。
ビルの影になっていますが、大阪城の天守閣あたりが少し見えます。



今日は宅地建物主任者の更新の講習に行ってきました。

5年一回あります。

久々に長い講習をまじめに受けました。

いつもなら、このような集まりは、後ろの方の席に座すのですが、

今日は、全席指定でした。

なんと、一番前の席でした。

講師の方が目の前にいます。

目立ってしまうので、ウトウトしたりできません。(笑)

民法、税法、宅建業および関連法など。

民法は120分、税法は75分、宅建業法および関連法は90分。

大学の講義と同じくらいの時間です。

しかし、配られたテキストは、その時間内に収まらないぐらいの分厚さでした。

持って帰る時も重たかったです。

講師の方も、分厚いテキストの中からポイントになるところを

選んで話をしてくれました。

紛争事例の説明が、多かったです。

不動産の取引で、問題が起きないようにするのが目的なのでしょう。

税法の講習で、聞いて驚いたのですが、

ちょっとした間違いで大きな税金がかってしまった事例です。

3,000万円の家を買うつもりで、お父さんから2,000万円の贈与を受け、

特例措置で贈与税を非課税にするつもりだったのですが、

720万円も税金がかかってしまった事例です。

これは、一般的に使われている言葉と法律で使われている言葉の違いが原因でもあったようです。

「軽量鉄骨」。

一般的に遣われている意味と、法律上の意味が違います。

これで、720万円の税金がかかったのです。

不動産は、動く額が大きいので、税金も大きいですし、

損失も大きい額になります。

取引があるときは、とても気を遣います。



業者は物件についてよく調べ、買主の質問にはちゃんと答えないといけません。

不動産の取引で、宅建業者関わる場合は、

重要事項説明書を作成して、宅建主任者証を提示して、

宅建主任者が説明をしないといけません。

それをしないと、違反になります。

重要事項説明書も契約書もちゃんと整合性を持たせて作っておかないと、

数年後に、それが問題になってしまい、

損害賠償金を支払うことになることもあるようです。

とにかく、不動産の取引は難しいです。