晴れの時の空はきれいです。
青空が広がっていると気持ちがいいですね。
中国で春節(旧正月)が終わって、
中国の主要都市の空はスモッグでかすんだ空に戻ったようです。
灰色の空。
北京は一時期50m先も見えないほどになったようです。
高速道路15路線は閉鎖。航空機も延期がつづいたようです。
PM2.5もWHO環境基準の20倍にも達したようです。
これは企業の営業再開、暖房の為の石炭の使用、爆竹の使用が原因のようです。
そして旧正月から15日後の24日には、また爆竹がたくさん使われるようです。
以前長崎に行ったとき、丁度何かのお祭りの日で、爆竹がすごかったのを覚えています。
長崎は中国の文化とつながり多いようで、
お盆には大量の爆竹をハデに鳴らし賑やかに故人を送る「精霊流し」をするようです。
Youbtubeでも映像がありました。街中で爆竹が鳴っています。
すごかったです。
夜ホテルにいても爆竹の音が、夜遅くまで聞こえてうるさかったです。
翌日、ホテルを出ると使われた爆竹の破片が道路一杯にありました。
これ以上のことが中国の春節で、北京いや中国各地で行われていたのだと思います。
まぁすごい事です。
これがまた24日に行われるようです。
春節の映像が Youtubeにありました。多分昨年の映像だと思います。
長崎の爆竹のことも書きましたが、
長崎だけであれば、それほど問題もないとことだと思います。
それよりも
中国の場合は全国的に爆竹をするので影響が大きいのでしょうね。
ただ、爆竹だけでは、ここまでならなかったでしょうけど。
それよりも、石炭の暖房と、日本より低くい基準で造られたガソリンを使い、排ガス規制も日本ほど厳しくないということの方が影響が大きいでしょうね。
これらのいろいろな要因一度に重なって、
今回のような状況になったのだと思います。
中国の原発
中国の関連ですと、17日中国の北東部の遼寧省で初めての原発が試運転を始めたようです。日経新聞の電子版に記事がありました。
本当は2012年に稼動する予定でした。さらに、2016年までにさらに2基建設する予定のようです。
遼寧省は北朝鮮と接する為に、先般の北朝鮮の核実験で放射性物質に関心が高まりに、北朝鮮の核実験に対して抗議活動が起きたという情報もあるようです。
2011年の福島原発の事故を受けて、中国でも放射性物質への関心が高まっているようです。
それに先般の北朝鮮の核実験がありました。
原発稼動に対しては、住民の不安の高まりもあるでしょうね。
現在中国では広東省など沿岸部で14基(計1200万キロワット)の原発が稼動中です。
そして、27基(約3千万キロワット)が建設中とのことですが、福島原発事故があってから、新しい原子力安全計画ができるまで、新しい審査・承認を凍結しているようです。
しかし、建設中のものは、稼動するようですね。
中国の原発建設は、よその国のことではありません。
中国の原発の状況の地図がありました。
予定が多いのですが、PM2.5は減るかもしれませんけど、全部できるとちょっと怖いなと思いました。
中国の原子力発電所立地点
PM2.5が、量は少なくとも日本に飛来してくるほどですから、
中国の原発で事故があった場合はどうなるのか心配です。
中国の空と日本の空は、すぐ近くにあります。
中国の環境被害は他人事ではなさそうですね。