いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

安全の中に隠れる「危険」

韓国の客船沈没事故のような大惨事は決して人ごとではありません。

乗客乗員の6割にあたる268人が行方不明という大変な事態になっています。
しかも、その多くが修学旅行の高校生ということです。
乗船した高校生ら約340人だったそうです。
行方不明は268人で、安山檀園高校の学生は236人と8割以上を占めるそうです。
これは、事故が起きた時の、乗員の指示がまちがっていたからでしょう。
「船内にとどまるように」という指示があった場合、
学生はその言葉を信じ、常々、先生や上の人言葉に従うように教えられているでしょうから、多くの学生は当然とどまる事を選ぶでしょう。
しかし、世慣れした大人は、船員の言葉を無視して、自分が生きる可能性を求めて動くでしょう。
これだけの修学旅行の高校生が船に取り残されたのは、これが、原因かもしれません。

今回のニュースを見て、韓国にも修学旅行というシステムがあったのを初めてしりました。
これは、「日本帝国主義教育の残滓」という批判もあって、のものだから、このことで「修学旅行」の中止をうったえる動きが活発化してきたようです。

サーチナ|韓国旅客船沈没事故、ネット上に「修学旅行廃止」求める署名運動・・・「日帝残滓」との指摘も=韓国より

 

沈没の原因は、最高速に近い早さのまま、右に急旋回し、積み荷が片方にかよってしまい船がバランスを崩したのが原因のようです。

もともと日本で使われたのを韓国に売却された船です。
韓国に売却された後、定員を増やすために改造され、それによって重心が高くなったのではないかという話もあります。
増設によって定員は100人以上増え956人に。総トン数も200トン以上増え6825トンになりました。
これも一因かもしれません。急旋回したときに、重心が高いとバランスを崩しやすいです。

太量に人を運ぶ飛行機や船、鉄道、バスは大変便利です。事故がおこらないように、システムが整備され、今では起こる確率は低くなっています。
大変安全性が高くなっています。
この安全は、多くの犠牲のもとに築かれたものであるということを忘れてはなりません。
しかし、一旦事故が起きると、多くの人の命が危機にさらされることにはかわりまありません。
普段は気がつかないですが、便利な反面、確率は低くても、そいうった危険があるということですね。
ちなみ飛行機の人命に係る事故が起こる確率は。
「輸送実績1億人キロあたりの死亡乗客数」と「10万飛行時間あたりの死亡事故件数」という二つのデータ。今年4月に刊行された『知らないと損するエアライン〈超〉利用術』(平凡社新書)の中で、著者である航空アナリストの杉浦一機氏は「輸送実績1億人キロあたりの死亡乗客数=0.04人」「10万飛行時間あたりの死亡事故件数=0.07件」
(「数字に見る航空機事故の確率 [航空券] All About」より)
2001年の記事です。

飛行機は非常に確率が低いです。
その飛行機が先月、行方不明になりました。
先月3月8日、マレーシア航空MH370便北京行きが、消息を絶って以降、どこに行ったかが全く分からなくなりました。
北京に向かう予定でしたので、中国人を多数乗っていました。
中国政府は、マレーシア航空MH370便の捜索に力を注いでいます。
今もなお、南インド洋では、無人潜水艦などを使い捜索は続いているようです。

驚いたのは、このような飛行機の失踪はよく起きているようです。

1948年以降のデータを見ると、合計で83機もの航空機が行方不明になっている。

謎のマレーシア航空機失踪を分析する MH370便はどこへ行ったのか?(原田武夫) - 個人 - Yahoo!ニュース)より)

 

 本当にどこにいったのでしょう。

不思議です。

先ほども延べましたように、大量に人を運ぶということは、事故が起きると、一度に多くの人の命が奪われると言うリスクがあるということです。

私もかつては、今と違って、頻繁に飛行機や新幹線を利用していました。
飛行機に乗るが楽しみだったこともあります。


しかし、最近は、飛行機も船も新幹線も高速バスも自動車もあまり乗る気がしません。
これらの乗り物に乗っている間は、一種自由が奪われた状況です。
閉所にいるような感じを持ちます。

ただ、地下鉄やJRの在来線、市バスなどは利用します。

杞憂と笑われるのかもしれませんが、
上記のような事故が起こった時のことを考えてしまいます。

自分の命が亡くなると確信した時の気持ちはどんなだろうと考えてしまいます。
それが、自分でなく遠くで起こった事故であっても、ニュースを聞くたびに、事故にあった最期の瞬間に面した時はどんなだったろうかと考えてしまいます。

つい数時間前までは、楽しい時間を過ごしてた人が、その数時間後には事故にあって命を失いかける(失う)ことになる。その人は、数時間前にはそんなことをつゆも、思っていなかったでしょう。

備えようもありませんが、常に心の隅にでも、思いとどめておくべきかもしれません。

4月25日は、JR福知山線の事故があった日です。
JRの在来線でもこのような事故が起こります。

安全の中には、「危険」が隠れています。
生きている以上、常に危険がすぐ横にいるということです。

 

【追記(H26.04.21)】
韓国の客船沈没の事故の原因について。
21日の朝のテレビで、模型を使って、実験をしていました。
1、高速で右旋回した場合。2、改造して重心が少し高くなった状態+1の条件。
3、2の条件に船内の貨物が遠心力で外側に偏った場合。

1と2の場合は沈没することありませんでしたが、
3の場合は、沈没しました。
今回の事故は、3+プラスアルファの原因で沈没したのでしょうね。
プラスアルファとは、過積載です。
過積載の可能性もあるとニュースでみました。



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