いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

今年は冷夏?

この時期の大阪は日の出4:44
日没は17:13
今の時期は、一番日の出が早い時期になります。
これから徐々に日の出の時間が遅くなっていきます。
日没は、19:15まで遅くなるようです。

18時頃でもまだ、日は高いです。

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↑近くを流れる神崎川の堤防から見た夕日です。
神崎川は、かつては異臭が漂うドブ川のようでした。
今ではきれいになって、魚も棲むようになったようです。
堤防も整備されて、近所の人が花を植えたりしています。
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 また、川沿いをジョギング、散歩する人も見かけます。
 

夏至が近い今頃が、一年の内で、一番昼が長い時期です。

日照時間が増えて、徐々に気温が上がって、梅雨の蒸し暑くなる時期です。

しかし、大阪での話ですが、今年は、それほどでは、まだありません。

昨日は肌寒さを感じるような気温でした。

今日も、暑くなくカラッとして過ごしやすい一日でした。

今年は、テレビ言われているように、冷夏なのかもしれません。

冷夏は、農産物に大きな影響を与えます。

 

昨日のTBS「ぴったんこカン☆カン」でササニシキのことを取り上げていました。
ササニシキ」は今やスーパーで見かけることがなくなりました。
テレビに出演した若い人も、「ササニシキ」のことを知らない人がいました。

ササニシキ」は「コシヒカリ」より早く、昭和38年に開発され、一時期は「コシヒカリ」と両横綱といわれるほど人気がありました。

1963年に宮城県古川農業試験場でハツニシキ(奥羽224号)とササシグレの掛け合わせにより誕生した(実際には「農林22号」と「農林1号」との交配試験米とササシグレの掛け合わせ)。ちなみに、コシヒカリも「農林22号」と「農林1号」との交配でできた兄弟親戚品種である。(ウィキペディアササニシキ」より)

 

それが、平成5年以降産出量がとても減ったようです。

 平成5年は冷夏でした。
冷夏による冷害や倒状などので「ササニシキ」が大きな被害があったそうです。

 

その結果「ササニシキ」を作る農家が減り、一時期はコシヒカリと同じくらい作られたのが、今、ササニシキが誕生した宮城県ではほとんどで「ひとめぼれ」を作るようになって、「ササニシキ」を作っている農家がかなり減ったようです。

 

しかし、「ササニシキ」は寿司や和食に合うお米の種類のようで、お寿司屋さんでは、「ササニシキ」にこだわっているところもあるとのことです。

コシヒカリササニシキを食べ比べたことがないので、どれほど違うのかわかりません。

ササニシキの味に関して「オコメナビ」というサイトに書かれていました。

ササニシキコシヒカリと違い、口の中でふわ~と解けるほぐれ感がお寿司にぴったりなことから、かつてはお寿司屋さんといえば、ササニシキというくらいお寿司屋さんに大人気のお米でした。

ササニシキを学ぶ ササニシキの特徴 | 全国のお米生産農家が集まるお米通販サイト - おこめナビ - 合鴨米・無農薬玄米等販売

 

今は、ササニシキの生産量が少なくなった事が大きく取り沙汰されているわけでありません。
いずれ、ササニシキはいつか高級「米」となり、高級和食料理か高級寿司店でしか食べる事ができないできない米になるかもしれませんね。

 

先日、ニホンうなぎが絶滅危惧種に指定されました。

ササニシキも、違った意味での絶滅危惧種と言えるかもしれませんね。
うなぎは乱獲による絶滅危惧種ですが、
ササニシキは、経済的な原因による絶滅危惧種でしょうね。

経済理論(儲かる儲からない)で、生産される食品や生活品などのモノやサービス。
消費者は与えられたものなかから選択して受け入れるだけですね。
大きな選択は生産者でなされていると言えるかもしれません。