TOEIC以外にも、五十の手習いをしている。
昨年と今年3月にTOEIC試験は最近受けた。
そして、4月17日に久々に合否のある試験。
「基本情報技術者試験」を受けた。
TOEICは、能力を測る試験。
合否はない。
それもあってか、何度受けても、あまり良くならない。ギリギリまで、準備をしないからだろう。
しかし、合否はない。
私のように、TOEIC試験の結果で、給与や昇進に影響することがないものにとっては、
結果を見て「あー、仕方ないか」で終わってしまう。
年12回ほど試験があるので、リトライしやすい。
しかし
今回のテストは、合否がある。
60%以上取らないと合格しない。
年に2回ほどしかチャンスはない。
でも、お金を払って受験するからには受かりたいと思うモチベーションが尻を叩いてくれる。
「基本情報技術者試験」は、情報技術者の入り口のような試験だと思う。
上には多くのレベルの試験がある。
・応用情報技術者試験
・ITストラテジスト試験
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験情報
・セキュリティスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験システム監査技術者試験
情報技術の試験は、13年ほど前に
今の「ITパスポート」の前身である「初級シスアド」を受けたことがある。
そのあとすぐ「基本情報技術者」の試験を受けるつもりが13年も経ってしまった。
昨年の年末から、「やろう!」と。ずっと前に買った問題集を取り出して、週一程度で勉強を始めた。
「初級シスアド」の時は興味深々と勉強できたが。
今回は、全くわからないというか。
「何これ」
1の補数や2の補数?
中高学校で教えてもたっことがない。
やっているうちに、なんとなく覚えている内容が出てきたりもした。
しかし、わからないことの方が多い。
問題集を見ながら、横にパソンコを置いて、わからないことがあると「検索」。
徐々に、ぼやっと、なんとかわかるよう。
この試験は、午前と午後があって、午前80問、午後選択問題で7問とある。
わりと範囲も広くボリュームがある。
数学的なことから経営的なこと法律など、浅く広いといった感じだ。
やっているうち、午前の問題がなんとかできるようになった時点で、時間切れになりそうなので。これでは、間に合わないと思い。
方向転換。
電話帳の半分の厚さがあるような、過去問の問題集を買った。
見開きで、問題と解答が載っている。
最近はこんなの感じの問題集が多いのだろうか。
分からなかったらすぐ、答えを見る私には、ピッタリの問題集。
よく考えられていると思う。
わからないポイントがすぐ解決出来て、理解が深まると思う。
また、
スマホにも午前の問題の過去問サイトがあった。
仕事の合間や、移動中など、居酒屋でお酒を飲みながら、病院の待合室で、家で横になってなど、色な場面で過去問と対峙することができた。
これでとても勉強がすすんだと思う。
参考書を読むよりできるだけ多くの問題をすることが、理解が深まっると思った。
午後の問題は、午前の問題とはちがう、長文を読んで、なじみのない文字列と対峙することになる。
これはちょっとやっかいだった。
午後の問題は、関連の書籍を読んだりした。C言語の入門本など。
合否はわからないが、やっているうちに面白いと感じるようになってきた。
情報技術者の入り口のような試験だ。
受験する人は、若い人が多い。
試験会場は、推測だが、ほぼ娘と同じような歳の人ばかり。
試験会場に向かう時、同年輩のひとがいると思っても、もっと上級の試験を受ける人だった。情報技術者の試験は、種類が多く、同日同試験場で行われる。どれも、「基本情報技術者」より上のランク。
TOEICも同じで、この歳になって、わざわざ試験を受ける人は、あまり多くないだろう。
これも一興。
おもしろい。
結果は、5月中頃わかるようだ。
5月の結果発表を待つ。
合否関係なく来年は一つ上の「応用情報技術者」を受けるつもりだ。
遊びのように見えるかもしれないが、
これは、遊びではない。
受験の勉強をすることで、60代70代でも現役で働くための何等かの役に立つことがあるかもしれないと希望的に思って受けている。
定年後とっても、今の定年世代のように、豊かな老後生活が送れるわけではないと覚悟している。そのためにも、経済的にも安定させることができるなにかの一助になるかという思いもあっての投資のつもり。
それができるの、今しかないという気はある。
今は、電話帳の厚さの問題集に取り組もうとしている。時間はない。
今度は9月。