血圧が130以上あると、
高血圧だと言われるようだ。
この130はどこから来た?
2000年までは160までなら正常と言われていたようだ。
人それぞれにより違うはず。
血圧130以下でも異常値となる人、
160でも問題がない人も、いるかもしれない。
体質により色々だと思う。
130は統計による平均値。
それとも・・・。
自分も血圧が高い方だ。
病院に行った時、
血圧を測る機械で試しに測ったことがある。
測り方が悪いのだろうか?
190オーバーだった。
「おっ すごいとい!記録更新!」
本心驚きながらも、本当かなと思いつつ、
診察の時に先生に言った。
先生は無反応で、
手動の血圧測定器で測ってくれた。
腕を圧迫して、聴診器腕にあてて、脈の状態と水銀柱の指す数字とにらめっこ。
160前後だった。
手動の場合、
人の感覚によるところが大きいので、誤差はあるだろうが、
30も読み違えることはない。
「血圧降下剤出しましょうか?」と聞かれた。
いらないと、断った。
酒を飲むので、自然と血圧は高くなる。
お酒が好きな先生なら、
「酒飲むなら、これぐらい大丈夫。」と言ってくれるかもしれない。
似たようなことを言われたことがある。
昔、会社に血圧200オーバーの熟年営業さんが、元気に働いて、よく飲み行った。
元気だった。
顔を赤くして、周りの心配はどこ吹く風。
営業社員に同行して、精力的に新規開拓していた。
仕事のあとも積極的に飲みに行っていた。
定年過ぎても働いて、数年経って会社を辞めてからも、
お気に入りのママのいるスナックに2時間近くかけて、
週に数回、通っていたという噂を聞いた。
血圧200は高すぎるにしても、
人それぞれ体質が違うから、
体の状態への対処も違って普通だと思う。
それが、画一的に数字の範囲を決め判断するのは、怖いかな。
運命論かもしれないが、人にはある種、決まった寿命があって、それまでは、どんなに健康診断の数字が悪くても、元気に生きるんじゃないかなと思う。
一度しかない人生、政府や行政により変わる不確かな数字に惑わされずに生きることの方がいいかなと思う。
日頃ストレスに押しつぶされそうになっているサリーマンにさらに、
健康診断の結果によるストレスが乗っかる。
寿命縮めそうだね。
そう言いつつも、
本当に体が悪い人が健康診断で病気が見つかり、早期治療できることもある。
難しい話だ。
大切なのは、
治療が必要な人に、ちゃんと必要な治療が施されること。
それが一番の健康診断のはずだが、
健康診断や診察を受けても、
見落としや専門外、機器不足があって、治療が遅れてしまうこともままあるようだ。
スキル不足か、ヤルキ不足か、セキニンカン不足か。
血圧が基準を超えているからという基準よる強制治療より、
本当に治療が必要な人に適切は時期に適切な処置がなされ、回復することを目指すべきだと思う。
基準が伴わない、利害抜きで
医師の経験による少しリスキーな診断をできる医療が必要なのかもしてない。
そのための法整備や医師のスキルやモチベーションを上げる施策が必要だと思う。
そうすれば、医療費の軽減にも繋がり、
軽減された費用を、さらに、診察や薬や治療の機器や薬や人財にの開発に使えるだろう
それには、法整備が必要だろう。
そうすれば、医療費が財政の悪者にされることもないかもしれない。
幸い、薬や病院と距離を取ることができている。
高血圧は、身体に血の巡りが良くなるから、インフレと同じかな。
今の自分はちょうどいい「リフレ」な血圧かな。
ハイパーインフレになるとそれはやばいかもしれない。
川の流れのようにサラサと流れれば。