いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

不安になる事。杞憂であればいいのですが。

今日、職安に取得届けを出しにいきました。
最初は、すぐ終わって帰るつもりでした。
11時ぐらいに行ったのですが、10人待ち。
午前中は空いていると決めてきました。
ちょっと、待たないといけないのかなと思いつつ、
番号札をとって座って待っていました。
表示されているのは52番。私の持っているのは61番。
なかな、次の番号53番が呼ばれません。
「なぜ?」と受付をするカウンターをみました。
書類を提出するカウンター一杯に職員さん5〜6人が並んで、書類を受け付けていました。
その前に届けにきた人が、座っています。なかなか、終わる様子がありません。
職員さんは書類をチェックして、判子をして一生懸命されています。
ある職員さんの前には、部厚い本のようになった書類が置いてありました。その職員さんは書類をめくり判子を「パンパン」と押しています。なんどなんども繰り返し「パンパン」としていましたが、なかなか終わる様子がありませんでした。
他の職員の前にも提出書類が部厚く置かれている人もいました。
そしてかかってくる問い合わせの電話の応対をしながら、雇用保険の書類の受付作業。
書類作成に慣れていない人がいれば、その場で書類作成を手伝うなど、忙しそうでした。
一件あたりの書類の処理の量が多そうでした。
そのあとしばらくしすると、すすっと進みました。分厚い書類の人はなかなか終わりません。

人ごとじゃない。

職員さんが一生懸命受付をしているカウンターを見ながら、番号札の番号がよばれるのずっと待っていました。一瞬、うとうと。

ようやく呼ばれてカウンターに行って書類提出。私の場合は数分でおわりました。
職員さんが私の提出した書類を処理をしている間、
私の左右の席を見ると、書類を大量に提出しいる人が何人かいました。
私も今まで何度も来たことがあるのですが、この時期に大量の書類を提出する人がこんなに多くいるのは、初めてかもれません。

その分厚さも普通ではありませんでした。
そんなにたくさん提出される書類はというと、
「離職票」です。
横では、数十枚も「離職票」を出している人がいましたし、先ほどの一生懸命判子を「パンパン」としていた人も「離職票」を受けてつけていたのです。
こんなにまとめて「離職票」が提出されるのは、働く人の都合での退職はなく、定年でもなさそうです、おそらく会社の都合での退職(=解雇)じゃないかと思いました。
今日一日でも数百人の「離職票」が提出されたのではないかと思います。
この職安のこの時点だけですので、何とも言えませんが、
ただ、多くの人が失業したということには変わりありません。

なんかこれを見ると、身につまされる思いがあります。
大阪の景気が悪いのかなと、ちょっと不安。
これは、人ごとではありません。

身につまされる話です。これも現実。
日本は今までよく知っている優しい日本ではなくなったように思えます。

誰も守ってくれません。そんな時代が来るのでしょうか?