いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

「金」の価格の動きを見て、投資の素人の勝手な独り言。

私は株とか為替とかをした事がありません。
金融に関しても素人です。
ただ、最近「金」の相場に興味を持つようになり、時々、三菱マテリアルのページで金の相場を確認しています。
ただ、見ているだけです。
随分前から「金」は上がると思っていたので、
でも買いませんでした。
いや買えませんでした。(笑)
今日の「金」の価格のを見て、短視眼的ですが、私の感想を書かせてもらいます。
ただ、今の世界の流れが気になるので、今の時の自分の考えを記したいので書きました。
素人の話なので、軽く受け流してください。(笑)

「金」が昨日暴落したようです。

12月の先物が-54.10ドルの1,720.20ドルで取引を終了したそうです。
それを受けて、本日の金価格は1グラム当り-104円の小売価格4,512円でした。
三菱マテリアルの販売価格)

「金」の価格は、平成11年(2000年)ぐらいまで、1オンス2,500ドル、1グラム1,500円前後で推移していました。
ある時期を境に多少の上下はあるものの、ゆっくりと「金」価格は上昇基調になりはじめました。
そして、2005年ぐらいから上昇の勢いが着き始めたようです。
徐々に上昇カーブに角度がついてきて、
そして、今年の8月に、1オンス1,855.00ドル、1グラム4,942円まで上がりました。
1グラム5,000円に手が届こうというとろこまで上がりました。
平成11年(2000年)以前に「金」を買った人は随分利益が出ているのではないでしょうか?

考え過ぎかもしれませんが。お金の流れが悪くなってきているのでは?

今年の8月ぐらいまでは、5,000円に届きそうな勢いでしたが、
その後、9月まで下がり続けて1オンス1,617.00ドル、1グラム4,203円まで下がりました。
それにしても、平成11年に比べるとかなり価格は上がっています。
「金」の価格は、株や為替に悪い要因が出るごとに上がっていたように思います。
しかし、それも少し変わってきたようで、
11月17日にスペインの国際利回りが6.7%になるというニュースがありました。
私は当然「金」価格が上がると思っていました。
しかし、上がりませんでした。反対に下がりました。

いままでは、投資家のリスク回避の為に「金」がお金の逃げ口になっていましたので、
今回のようなニュースがあると「金」の値段があがるということで、お金が「金」に流れていました。
今回もそうなるかもしれないなと思いました。
しかし、下がりました。

「なぜ?」と思い同ページの相場概況を確認しました。
「投資家のリスク回避志向が一層高まり、貴金属も現金化の売りが強かった。」と書かれていました。手元の現金を厚くするための換金です。
ただ、不思議と「円」は連日上がっています。

投資家が現金を手元に置くようになるということは、お金の流れが悪くなってきたのかもしれません。
実際、ユーロ圏の国の10年もの国債の利回りは上昇傾向にあります。
国債の利回りが上がる事は、金利が上がる事になります。
金利があがると、お金の流れは悪くなってきます。
銀行から借りるお金も金利が上がります。
そうなると、当然投資の利回りもさがってきますよね。(合ってますよね?)
そうなると借りる人がへり、お金が市場に出てこなくなります。
お金の流れが止まる事は怖い事です。
日本のバブルも総量規制でお金が流れが悪くなったのを思うと、気になります。

今後、ヨーロッパの財政問題がどうなるかによって、世界経済は大きく変わる事になるかもしれません。
今、6京円のお金が世界を回っていると言われています。
それは、当然投資でレバレッジを使っているお金も含まれていると思います。
金利があがると、お金が市場から減り、そうなると相場も下がり気味なり。
これは、早計かもしれませんが。
6京円が収縮していくのではないかと思います。
6京円の実体は、いくらんでしょうか?

ユーロ圏が、問題です。

ギリシャだけですめばいいのですが、イタリア、そしてスペインもなんか、大変そうです。
通貨が一緒で、政府が違うので余計にややっこしいですね。
本当にヨーロッパは、ユーロとややっこしい仕組みをつくったもです。
あとの処理が大変そうです。ヨーロッパ復権のため少々焦ったのでしょうか?

どうなるのでしょうか?

※「金」の価格は三菱マテリアルのページから引用しています。