いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

二十四節句の「大暑」の話です。まだ少し早いですが。

小暑の頃に、祇園祭りも終わり、暑さも日々にまして来ています。

小暑は大暑までの期間、大暑が終わると立秋。

もう、秋の声が聞こえてきました。

今年の大暑は7月22日です。小暑から15日目にあたるようです。

大暑は暑気が至るときです。

『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されているようです。

じりじり身も心も焦がした頃、最も暑い夏の土用がやってきます。

その昔、弘法大師ははきゅうりで疫病を封じ込んだとのこと。

暑さ疲れが出る時にきゅうに病を封じる習わしがあるようです。

このころは、土用にはきゅうりだったようですね。

私の好きな、「京都に十四節気」の映像です。youtubeから

7月27日は大暑の最中にある土用の丑の日です。

うなぎを食べる日と言われています。

ご存知の方の多いと思いますが、なぜ、土用の丑の日にうなぎを食べるか。

有力な説では、平賀源内が考案したとも言われています。

ウィキペディアに次のような記述がありました。

「鰻を食べる習慣についての由来には諸説あり、讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が最もよく知られている。これは文政5年(1822年–1823年)の、当時の話題を集めた『明和誌』(青山白峰著)に収められている。
それによると、商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行った。源内は、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛した。」(ウィキペディアより)

これを読むと、平賀源内が考えた広告なんですね。

特に、土用の丑の日にうなぎを食べないといけないことはないような気がします。

でも、暑さで体が弱っている時に、栄養満点のうなぎを食べることは、良いことだと思います。

最近は、稚魚の不漁で、

うなぎも値段が上がって、なかなか簡単に買うことができなくなりました。

今年は、うなぎを食べることができないかもしれません。(笑)

スーパーでは、うなぎが高すぎるので、代わりに穴子の蒲焼きが売っていました。

でも来年から、安くなる可能性がありますね。

インドネシアのビカーラビカーラが日本に輸入されるようです。

このビカーラビカーラは日本と同じような味のインドネシアのうなぎです。

第三のうなぎと言われているようです。

第一のうなぎは日本のうなぎ、第二はヨーロッパのうなぎ。

値段は第一の日本うなぎの半値ぐらいだそうです。

そうなると、来年の土用の丑の日にはうなぎが食べれるかもしれません。(笑)

今年は、うなぎの蒲焼きをつくっている映像で我慢?

今や、お中元とかの進物でも、うなぎは、喜ばれるかもしれません。

値段も良い値段しています。