バブル崩壊から20年と数年。
日本は長いこと不景気に悩まされてきました。
昨日のニュースで政府は、週明けに「日本再生戦略」を取りまとめると伝えていました。
いつもなら、また何か言うてるなで、特に気にもしなかったのですが、
今回は、何か違うと思いました。
日本の得意とする分野を活用して行く方針です。
技術開発だけでなくそれを活かして行く方向に向けるということです。
それは、
エネルギー、健康、農林漁業です。
「政府・民主党は、近く閣議決定する「日本再生戦略」に沿って、平成25年度予算案では、エネルギー、健康、農林漁業の3つを重点分野とし、予算を優先的に配分する方針です。」(民主 予算編成に党関与強める NHK NEWS Web)
昨日NHKのニュースは端的でよかったです。
エネルギー、健康、農林漁業がわかりやすくて、
経済白書は、「環境」「医療介護」「農林漁業」という書き方をしていました。
環境という文字抜けて「エネルギー」が入っています。
それも「原発」ではなく「蓄電池」」に着目している。
すっごく端的でわかりやすいと思いました。
しかし、他のサイトを見て、今までと同じで、題目を唱えるだけやなと感じました。
他のニュースサイトをみると、いろいろな項目があるのがわかりました。
朝日新聞デジタルの記事に
「 最終案では戦略の基本方針として、1)被災地復興とエネルギーの構造転換、2)次世代自動車や蓄電池などの「グリーン」、次世代医療などの「ライフ」、「農林漁業」などの重点分野に今後3年間、財源を優先配分する、3)デフレ脱却と円高への対応、4)政策中心・省庁横割りの予算編成、5)政策の厳しい進捗管理、を新たに追記。民主党が掲げる名目経済成長率3%、実質2%を目指すには「長年のデフレから早期に脱却するとともに、急速な円高進行への対応が必要不可欠」だと指摘し、日銀と緊密な連携の下で「デフレ克服に全力で取り組む」とした。」
細かいです。並べているだけという感じです。
ごちゃごちゃ書きすぎ、総花的で形式的な内容ってとこですね。
色々な人に気を使って書いたなという感じがしまします。
再生計画のストーリーは描けていないと思いました。
冒頭の項目をトップに据え、そこに力をいれることで、被災地経済の再生復興につながり、
雇用創生になり、日本が活発化する。円高は残るかもしれませんけど、
他の国が追随できない技術がある日本、他の国がまねがまだできていないものなら
円高でも輸出で出来ます。
それが、医療介護のロボットであったり、蓄電池だと思います。
産業構造の移行が進んで、雇用が創生されていけば、デフレも解消していくと思います。
いろんな問題が解消して行く方向に進むと思います。
一番問題は省庁の垣根です。これをいかに政府が、取っ払うかが問題ですね。
何をするにも、これが、足かせになるでしょうね。
色々とかきましたが、
これを、政府が本気で進めてくれて、再生に繋がっていけばいいなと思います。
何か期待したい気もしまします。