今日も、最近読んだ本からの話です。
この本を読んでいて「脳が再生」する書かれているのを見て、
「へぇー」
嬉しい話です。
脳はある時期から衰えが始まる聞いていました。
子供頃、聞いた話では、
一日に10万もの脳細胞がなくなっているというとでした。
人間の脳の神経細胞は140億個と言われています。
一日に10万個だと、14万日でなくなる計算です。
14万日は、約383年。
人生80年として考えたら、生きている間にそんなんに減ることはないのですね。
ネットで色々と調べて見ました。
脳について、ネット調べるといろいろな話が載っています。
脳は、10パーセントしか使っていないと言ったような話もあります。
映画の「spec」でも同じようなことを言っています。(笑)
それは、あり得ないと思います。
脳は、年中無休一日24時間休まず一生懸命働いています。
考えるなど普段使っていると意識できる時だけが脳を使っているのでありません。
ボーッとしている時も、寝ている時も脳は活動しています。
呼吸をしたり、心臓をを動かすのも脳の働きです。
すなわち、
普段意識していない自律神経系も脳が司っているということです。
ホメオスタシスを保つために脳は24時間フル活動しているはずです。
ごく普通に歩いてる時も、視覚を使って段差などを認識して、危険を察知したり、体のバランスを保つように脳が体に指示を与えているから歩けるのです。
脳が働いているというとは、生きているということです。
10%と言うのは、アインシュタインの言葉が間違って伝わったとも言われています。(心理学の教科書)
心理学や脳神経の本を読んでみると書いてありました。
高橋美保さんの「心理学教科書」で、心理学から脳神経関する話をわかりやすく説明してくれています。
オーディオブック何度も聞いています。
話がそれてしまいます。
脳が再生する。
「脳科学」というページに次のような文章がありました。
「大人の脳は成長が止まり、年齢とともに脳細胞が破壊されると考えられていたが、認識や知覚などの重要な働きをつかさどる大脳皮質には、大人になっても新しい脳細胞が付け加わっていることがわかった。」
「一度傷つくと再生しないとされていた脳の中枢神経が、『bc12』と呼ばれるガン遺伝子によって再生されることを、ノーベル医学生理学賞受賞者の利根川進マサチューセッツ工科大教授らがマウスを使った実験で突き止めた。」
興味深いのは、大人になっても細胞が生まれているということと、がん細胞が脳の再生に役に立つというとです。
脳について、というか人間の体についてはわからないことが多いです。
毎日10万個脳細胞がなくなるという話があったり、新しい脳細胞が付け加わると言われたり、
研究が進むに連れ、色々とわかってくるのですね。
私が読んでいる本で書かれていたのは、
脳が再生する条件は、「飢えと寒さ」と書いていありました。
サーチュイン遺伝子が、脳の再生に一役になっていると言うとでしょうね。
人類にとって、こんなに飽食の時代はありませんでした。
人類の歴史で、飢えの時代を経て、いろいろな便利なものが生まれてきました。
ひょっとしたら、
飽食は、退化の道かもしれませんね。