「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆへ也」
はじめて聞きました。
「霜降(そうこう)」二十四節気の一つです。
今年は10月23日から11月7日ぐらいまでです。
「立春」「立夏」「夏至」「立秋」「立冬」「冬至」その他、
いままでご紹介させて頂きました節気は聞き覚えがありました。
なぜか「霜降(そうこう)」は始めてです。
「霜降(そうこう)」の次は、いよいよ冬です。「立冬」です。
「霜降(そうこう)」=北国から順々に霜が降り始める時期。
「霜降(そうこう)」にも七十二候の「候」3つあります。
その最初の「候」が第52候「霜始降(しもはじめてふる)」です。
この時期には、霜が降り始める事がおおかったのでしょうね。
大阪では最近は霜が降りたという話を聞いた事がありません。
今、霜が降り始めるのは、平均(1981年ー2010年)
北海道では、10月25日ころ、東京では、12月20日ごろだそうです。
温暖化で徐々に遅くなってきているのでしょうね。
でも、気候は冬に向かっています。
朝晩は随分涼しくなりました。
大阪でも、夜は薄い布団では寒いくらいになりました。
今朝、通勤時、雨に降られたのですが、
止んだ後は、ひんやりとしていました。
寒くなく、ちょうどいい涼しさでした。
次候は「霎時施(こさめときどきふる)」
最後の候は「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」
そして、「立冬」の節気になります。
最近は陽が沈むのも早くなり、
だんだん冬に向かっているのを感じさせられます。