クリキンディというハチドリの逸話が、南米アンデス地方に住むキチュアという先住民族に語り継がれています。
クリキンディは南米アンデス地方の先住民キチュアの言葉で、「金の鳥」という意味です。
辻信一さん監修の「ハチドリのひとしずく いま、私にできること」という本ががあります。
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森が燃えました
森の生きもたちは われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは 火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑っています
クリキンディはこう答えました
「私には、私にできることをしているだけ」
「たとえ一人であっても、自分にできる行動をすることが大切」というメッセージがこめられています。
「eco検定」という検定試験があります。
そのテキストの最初に紹介されているの上記のクリキンディの話です。
大量生産、大量消費、大量廃棄の時代。
自分ひとりがやっても大きく変わらないと思って何もしないより、
みんながクリキンディの気持ちを持ってやり始めると、それが大きな力になっていきます。
環境問題の解決には、そういった気持ちが必要だということだと思います。
一人一人が、リデュース(発生抑制)、リユース(再利用)、リサイクル(再生利用)を心がける事で、大きく変わると思います。
今年の夏の電気不足の時も、多くの人が、
電気をまめに消したり、
エアコンを控えたりするなどされたことで
電気不足が乗り切れたところがあるかもしれません。
真実は不明ですが。
環境問題の話はもっと大きく世界レベルの話になります。
「Think Globally,Act Localy(地球規模で考え、足元から行動せよ」ということです。
たとえ、小さなことでも、数が増えると大きな力になって、
変えていくことができると思います。
そうでないと、いけないと思います。
今、ちょっと「環境」について勉強しようと、
「eco検定」を受けようと思っています。
そのテキストの最初にあったのが、クリキンディの話でした。
大変面白いと思い、紹介させて頂きました。
この検定の趣旨は、次のようなことです。
「多様化・複雑化する環境問題について、幅広い基礎知識の習得を目的とする。環境に関する幅広い知識と環境問題に積極的に取り組む「人づくり」。環境と経済を両立させた「持続可能な社会」をめざす検定。
環境以外でも、このことが当てはまることがあります。
今回の選挙もそうです。
一票ですが、
よく考えて、わからなくても自分の考えに近い党や人に投票するするべきだと思います。
多くの人が投票することで、少しは選ばれた方々の気持ちも変わるかもしれません。
朝の情報バラエティを見ていると、
今回は、前回の投票率を下回る可能性があるようです。
今回は大切な選挙です。
できるだけ投多くの方に、投票場に行って欲しいものです。
多くの方が投票して、国民の存在を認識してもらう必要があると思います。