いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

「芒種(ぼうしゅ)」二十四節気

今年夏至は6月21日。

この日あたりが一年のうちで一番昼が長くなります。

日の出が早くなって、日の入りは遅くなってきています。

6月4日大阪の日の出は4時45分

日の入りは19時8分。

昼の長さが約14時間。

 

私は毎朝7時40分頃に家をでます。

日が出てから、3時間経つため、日が高く、日差しがかなり強くなっています。

玄関をでるとき、強い日差しを見て、「暑そう」と思い、一瞬でるのためらいそうになりました。

ありがたいことに、今年は涼しい日が続いていますので、日差しが強くても、まだ空気が涼しく、暑さを感じることはなかったです。

自転車に乗って駅に向かっている最中に、空を見上げると、元気そうな太陽が真正面にあって、まぶしい。

日差しの強さのせいか、いつもと同じ平日の同じ時間ですが、なんとなくざわついて感じられました。これも明るさのせいでしょうね。

新大阪駅の北側の公園で、時々自転車を止めて、空を見上げて、iPhoneで写真を撮ったりします。冬場、同じ時間でも、太陽はビルに隠れるように見えていたのですが、今日の太陽は、ビルより上で燦々と輝いていました。撮った写真も空は真っ白、公園は真っ暗。

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これから、本格的に暑くなっていきます。

「夏至」と言わず、夏は一番太陽に近づいているように感じます。暑い頃です。
しかし、このころが、地球が太陽か一番遠くなる「遠日点」のあたりになるようです。7月6日あたり。

地球は太陽の周りを楕円軌道でまわっています。そして、太陽は楕円の中心点にないため、近日点と遠日点というのができます。

近日点と遠日点の太陽からの距離の差は、約5,000,000キロメートル。

それだけの距離があっても、あまり暑さ寒さには変化はなさそうです。

暑く感じられるのは、大気のせいなんですね。

 

二十四節気では、「夏至」の前に「芒種(ぼうしゅ)」があります。

明日から「芒種(ぼうしゅ)」です。

「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」

 

芒種の期間の七十二候は以下の通り。

初候

 螳螂生(とうろう しょうず) : 螳螂が生まれ出る(日本・中国)

次候

 腐草為蛍(ふそう ほたると なる) : 腐った草が蒸れ蛍になる(日本)

 鵙始鳴(もず はじめて なく) : 鵙が鳴き始める(中国)

末候

 梅子黄(うめのみ き なり) : 梅の実が黄ばんで熟す(日本)

 反舌無声(はんぜつ こえ なし) : 鶯が鳴かなくなる(中国)

 

カマキリが生まれて、蛍が生まれ、梅が熟す頃が「芒種(ぼうしゅ)」

もう蛍も生まれているようですが。

 

この「芒種(ぼうしゅ)」の「芒(のぎ)」はウィキペディアには

「芒(のぎ、「ぼう」とも)は、コメ、ムギなどイネ科の植物の小穂を構成する鱗片(穎)の先端にある棘状の突起のこと。」とありました。

二十四節気のうち芒種(ぼうしゅ)は、芒を持つ植物の種を蒔く時期のことである。」ということのようです。

実際の種まきとは、時差があるようです。

 

 

時は流れて、今年も盛りの時を迎えて、また、夏至をすぎると、季節は夏の暑さを伴って、秋から冬へと向かい始めます。