いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

なぜか、とても気分転換ができます。

昨日、「子産」を読み終えました。

今回で、二回目か三回目。

関連の他の本も読みたくなります。

宮城谷昌光さんの春秋時代の小説を読むと、なぜか気持ちが落ち着くような気がする。

2000年以上も前の中国の戦いにかけくれた春秋時代、と戦国時代。

史実か、著者の解釈によるものかわかりません。

著者は沢山の資料を集めた上での著作だと思います。

こんな時代であれば、いいとも思いません。

2000年経っても人間は変わらないということと、今にもっと似た時代が春秋時代後半かなと思ったりします。

戦いの中にも、「礼」を重んじている時代が「春秋時代」でした。

しかし、戦国時代に近付くにつれ、その気持ちもすたれていきました。

その中子産は、礼を重んじて、他国接し、高名を馳せました。

春秋時代」は晋と楚の二大国の間に小国が挟まれて苦しんでいました。

しかし、どの国もすべてを圧するほど決めてをもっていませんでした。

そして、「晋」は3つの国に分離してしまいます。

その頃からが「戦国時代」です。

礼を失いかけた時代が「戦国時代」

孔子は、子産が没する頃、成人。

戦国時代の人です。

どの国も決めてを欠いたまま戦いの日々がつづいき、その中で一国が力をつけ勢力を伸ばしてきました。「秦」です。

そして、

春秋戦国時代を秦が統一します。

始皇帝は、今までの物をすべて否定したかのように、戦国時代の国を倒して吸収していきます。

そして、統一し、覇王でもない王でもない皇帝になります。

始皇帝は欲が生じます。

今の権勢をいつまでも味わいたいと。

「不老長寿」を願います。

それを利用したのが「徐福」です。

彼は、「不老不死」の薬を探すこをと口実に、始皇帝の支援を取り付け、交易で富を得ます。

日本まで来ました。

新宮にも来たようです。

徐福公園が新宮駅近くにあります。

そんな、国ですから

秦は長く続きません。

後継者を選任することなくなくなり、

宦官により二代目の皇帝はねつ造され、秦は滅びます。

しかし、蓁の始皇帝は時代を動かした時代に寵児です。

時代を変える人であって、一代で時代を変えて終わりの人だったのかもしrません。

歴史的には必然的に現れた支配者であったのかもしれません。

その次に来るのが、中国の基礎の時代「漢」です。

それまで、秦から漢に時代が変わる間に多くの命が奪われます。

漢になる前に中国の人口は極端に減少したという話も聞きます。

漢の時代になって、人民はしばらく安寧の時を過ごすことができるようになります。 

現代は、とても春秋の時代に似ているような気がします。

徳や礼のない時代、

しかし、中には徳や礼を持ち善政を行う国や組織があと思います。。

今は、その前夜のようです。

そして、時代の寵児が生まれ、すべての常識をリストアして、新しい時代への糸口を作りだす。

そこには、多くの艱難があります。

しかし、その先には、しばしの安寧の時期がきます。

そして、・・・・

歴史は繰り返されます。

その中で、人類は進化を遂げ、次の世代に新たな生きる場を求めることができるのだと思います。

しかし、今の人類がそこまでたどり着けるかは、疑問です。 

ふとした瞬間そんな風に思いをはせることができます。

宮城谷氏の春秋戦国時代の小説を読むと。

氏は三国志なども執筆されていますが、私は読んでいません。

時代は「春秋戦国時代」にとても惹かれませす。

 代議士の方々が、政治家と言われるようになるためにも、読んでもいいのかなと思います。

そうすれば、失言や無責任な発言は消えるのではないかと思います。

そして、日本は、他の国からうらやまれる国になり、他の国からの侵略の心配もなくなるかとおもいます。

軍隊は必要なくなるようにできるかもしれません。

それが、脳を持った人類ができる平和。

このままだと、人類はそう長くないよう思えます。