「ことば」は、ひとひとの意思を伝える為の、大事な手段です。
しかし、これを使うのがなかなか難しい。
自分が思っている、感じている「ことば」が見つかりません。
そんな状況で、ついつい発してしまう言葉。
言い方によっては、思っている事の全く逆に取られたり、
全く逆にとられているのではないかと、不安になったりします。
言った人によって、同じ言葉でもまったく逆の意味になったりもします。
「ことば」は、発した時点で、いろいろと相手の心の中で化学変化をして、相手の自分に対する表情、語調、態度が「ことば」になって帰ってきます。
さらに、相手の中で「ことば」は、時間を経て熟成されて、さらなる化学変化をします。
「言霊」ということばあります。まさにそういったことをいっているのかなと、ふと思いました。
いいように働いたり、悪いように働いたりします。
また、「覆水盆に返らず」という言葉もあります。
「言葉で治療する」という本もあります。
言葉は、発するだけでなく、発しない「沈黙」も言葉として相手の心に影響を与えます。
「沈黙は金」なりともいいます。
「ことば」を発しない事も、大切ですね。
今日のテレビを見て、今起きている事が、「ことば」だけで起きていることではないかとふと思いを巡らせてしまいました。
「アベノミクス」「デフレ」「インフレ」「金融緩和」などなど、
「アベノミクス」は「言葉で景気回復」?
少し酔った頭で考えて、ふとそんなことを思いました。
今日は、缶ビールを少々。
また、休刊日を設けます。(笑)