参議院銀通常選挙。
どうも投票率がよくないようです。
「期日前投票、不在者投票及び在外投票を除いた午後2時現在の投票率は22.66%で、前回参院選の午後2時現在(27.81%)に比べ5.15ポイント下回った。」
「総務省が発表した午後4時現在の投票率は全国平均で27.21%だった。前回2010年の同時刻を6.64ポイント下回った。最終的な投票率は前回の57.92%(選挙区)を下回る可能性がある。・・全国の男性投票率の平均は28.75%、女性は25.77%だった。」(日経新聞 17:49)
とありました。
ネット選挙とかいろいろと話題になったので、ちょっとは投票率が伸びるかなと思ったのですが、いままでと同じか、それ以下になりそうです。
しかし、
「参院選選挙区の期日前投票者数が1294万9984人(速報値)だったと発表した。前回2010年参院選の1208万5636人(確定値)を上回り、過去最高を更新した。」(時事通信 7月21日(日)17時21分配信)ともありました。
意外と遅い時間に投票率がのびるかもしれませんね。
私は、朝、投票に行ってきました。
選挙は、朝の内に行きます。朝の投票場には、年配の人が多いです。
私の行く投票場にはそこそこ人が来ていたように思うのですが、お昼、発表された投票率を見るとそれほど伸びていません。
選挙に行かない人の意見に、行かない事で意思表示をしているという方がいらっしゃるようです。朝日新聞に載っていました。
私も昔はそのように思っていましたが、それでは何もかわりません。いつものようにいつものような人が選ばれるだけで、なんの変化も起きません。政治改革なんて夢の夢です。
安倍総理もいっていたように、1%の人の投票行動が変わるだけで、選挙結果はかわります。
今回の選挙も、いつも行く人が行っているだけで、いつも行っていない人が、行っていないという事になるのでしょうか?
投票率が上がる事は、いつも行かない人が投票に行くことです。それは選挙結果に反映されていくことになるのではないかと思います。
今回の選挙は、自民党が優勢で、ほぼ勝つだろうという予想です。
アベノミクスで、株価が上がり景気がよくなるかなと思わせるものがある経済状況ですので当然かもしれません。さらに、大きな話題がなく、ネット選挙という話題だだけ、特に問題は、自民党の対抗馬は不在です。このままでもいいのではないかという気運もあって、関心は低いのだと思います。
しかし、自民党が勝つにしても、どれくらい勝つか、それ以外に、どういった党が議席を伸ばすかで、これからの政策に多少なりとも変化を与える事が可能かと思います。
今日の夜は20時前から、すべてのテレビ局で選挙報道です。いつもの如く、番組が始まって20時を過ぎて早々大勢がわかるのでしょうね。これが投票率が高ければ、番狂わせがあったりするかなと期待できて、面白く見れるのですが。(笑)
これから、投票率が伸びればいいですね。
【追記】(H25.7.22)
結局投票率は、選挙区、比例代表とも52.61%。2010年の57.92%を下回りました。
この低さは、1995年の44.52%、92年の50.72%に次いで過去3番目の低さでした。
「都道府県で前回を下回り、最高は島根県(60.89%)、最低は青森県(46.25%)だった。富山県(14.63ポイント減)や山口県(11.56ポイント減)など5県では前回と比べて10ポイント以上の大幅減となった。」そうです。
残念でした。
自民党が、今の制度で最高の議席数の65議席を獲得。
民主党は大敗。それでも、野党第一党。
みんなと共産党が議席を増やしましたね。
共産党は、法案を提出できる10議席以上を獲得しました。