いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

やっぱり「±0」

人の話を聞いて、iPhoneのアプリの本を試し読みして感じた事です。


大袈裟な話かもしれません。


初詣で、お寺に何箇所も行かれた方から聞いた話です。

その方は、いい家に住んでいて、持っているものも高価なものばかりです。

お金の使い方も私のような凡人とは違います。

数十万円の貴金属を衝動買いするほどの方です。

今年のお正月は合計5箇所のお寺に行かれたようです。

行ったところでは、必ずおみくじを引かれたとのこと。

そうすると「凶」。縁起が悪いので、もう一度引くと。

「大吉」。

4箇所ほどすべてそのパターンだったそうです。

最後に行ったところも「凶」だったようです。

しかし、そこでは、2回目は引かなかったようです。

「凶」「大吉」と同じパターンで4回もつづくのは珍しいです。

「凶」が5回つづくのは、

今のその方の事情をあらわしているようだと話しておられました。

昔は、「大吉」ばかりだったそうです。



私はめったにおみくじは引きません。おみくじを引くとたいてい「中吉」「末吉」です。

「大吉」「凶」は引いた事がありません。

「中吉」「末吉」はほどほど、いわるプラスでもマイナスでもない状況ということでしょうね。

なにか、人生をあらわしているようです。



「塞翁が馬」の話を思い出します。

良い事があると、それが悪い事につながる。

禍福はあざなえる縄のごとし。

良い事がなければ、悪い事にもつながらない。

悪い事がなければ、良い事ももつながらない。

プラスマイナス「0」。

人生ってそんなものかもしれません。



もともと、人間や地球にある物質も、「プラスマイナス0」ではないかと思います。

iPhoneのアプリで、電子書籍を試し読みできます。

試し読みした本が、「宇宙になぜ我々が存在するのか」ブルーバックスでした。

宇宙になぜ我々が存在するのか (ブルーバックス)

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試し読みのを全部読んだわけではありません。

最初の部分に、

大変興味深いことが書いてありました。

反物質のことです。

反物質は1932年に発見されました。

物質が出来る時には同時に反物質が生まれ、

理論上では、物質と反物質は同じ量だけ存在するようです。

物質と反物質が交わると、対消滅という現象が起きて、

物質も反物質も消滅してしまいます。

太陽も地球も人類も、物質から出来ています。

反物質と出会うと、消滅してしまいます。

元々「ブラスマイナス0」から生まれたということでしょう。

そして、

対消滅した物質と反物質はエネルギーに変わり、

そのエネルギーから新たに物質と反物質がうまれるとのことです。

輪廻転生のような感じです。

物の元は「プラスマイナス0」

物質は、「プラスマイナス0」をめざすのかもしれません。



退屈かもしれませんが、

何も良い事がないのが、いいのかもしれませんね。

日々波風のない人生。

反対に、いい暮らしは、いずれその逆があるということです。

私の周りにも、昔の派手に暮らしぶりが、

その後大きく生活ぶりが変わってしまった方がおられます。

マイナスだけの人生も、プラスだけの人生もありえないということだと思います。

いろいろとお考えのある方もいらっしゃるかと思いますが、

これは、私の見てきた世界で感じたことです。ご容赦ください。