いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

アメリカの景気がよくなると・・株高円安

今日は暖かい一日でした。
花粉が良く飛んでいます。
目は痒いし、くしゃみは出るし鼻は詰まった感じです。
黄砂も大阪にやってきたようです。
いい季節なのですが、これが「玉に瑕」ですね。

駅のホームでは、コートを着ていない人を多く見かけました。
私は、昨日同様に、コートにマフラーをしていました。
この時期は、多少厚着をしてもそれほど暑さを感じませんでした。
暖かいといっても、朝晩は少々寒いです。
ただ、みんなコートを脱いで、春めいているのに、
自分だけがまだ真冬の格好です。
すこし、自分でも違和感を感じながら電車に乗りました。


今日は、ひょっとしたら、日本経済にとってポイントになる日なのかもしれません。
今日の文章は無駄に長いです。書いているうちに長くなってしまいました。(笑)


今日、日経平均株価がリーマンショック前のレベルに戻ったようです。
昨年の年末から、勢いよく進んできた円安と株高。先月末の日米首脳会談と、日銀正副総裁人事案の国会提示が大過なく終わり、安倍政権にとって懸念される山を超え、株高円安がこれからという今週初め、イタリアの政情不安で打ち消されて、出鼻をくじかれた感じでした。
この時点で、円安株高を進める材料は一応はでるものが出た感じで「異次元の金融緩和」の発表までのことはある程度もう織り込まれていて、新たな材料が見当たらない状況だったと思います。
週初めは、株価は上がり調子であるものの、大きな動きはなかったように思います。それが、今週の水曜日から急に株価の動きは大きくなったような感じです。朝12000円を越えたかと思うと終値は11000円台と、朝上がって、終値は下げるという動きになりました。
今日の終値は前日比315円54銭(2.64%)高の1万2283円62銭。今日は終値で一日の最高値をだしました。上下をしながらもこの3日間で、600円以上あがりました。水曜日の3月5日の終値は1万1683円45銭でした。
その原因はアメリカの株価です。NYダウが、今週の火、水、木と最高値を記録しまた。その影響で、株価が朝に高くなる傾向があったのだと思います。
今、アメリカは景気回復基調にあります。雇用の指標も好転していると見られ、市場には楽観的な見方が広がり、積極的な投資が増え、円が売られだしました。円が95台にまで下がりました。

野田前総理が解散を表明する前の11月12日時点での株価は、9024円16銭でした。今週の水曜日の終値で2659円29銭、今日の終値で、3259円46銭も上がったことになります。ほぼ3カ月かけて、2600円上がったのに対して、この3日間で600円も上がっています。

しかし、アメリカのダウが3日続けて最高値たたき出したというのもあるかもしれませんが、ここまで影響を受けるとはすごいです。昨年解散が決まってから、大胆な金融緩和を看板に選挙に臨安倍自民党が次の政権をとると見込まれ、大幅な金融緩和が進むということで、円安が急激に進みだしました。それにつられるようなカタチで株も上がり始めました。今月はじめまでは、円安になると株があがるという、この2つは連動しているような動きを見せていました。3ヵ月半が過ぎました。しかし、この3日に限っては、円よりアメリカの株価に引き上げられ、円がそれにつられて売られたようにみえます。

この間もすべての株の価格が上がっているわけではありません。業界や企業個々の状況により上がっているものあったり下がっているものあります。円安が進み始めた時は、輸出関連の株価が上がり、ある程度上がると、不動産、鉄道など含み資産を持つ企業がの株価があがっていました。また、この株高で、株式の投資を始めようとする人が増えているようです。まだまだ、株価が上がると思われているのでしょう。株でもFXでも投資はリスクがあります。そのリスクを覚悟でされているのであればいいのですが、株価が上がっているからというブームに乗るような感じで投資をされると、もしもの時に大きな損害を蒙ることがあります。


日経平均は、アメリカの通貨ドルとのレートと連動して動き、NYダウの上昇につられて動いてきました。日本にとって、というより世界にとってアメリカの存在が如何に大きいかがわかります。

アメリカについては、色々な意見があります。アメリカ大嫌いという国もあります。それは、世界一のGDPで、軍隊を世界中に派遣しているいわゆ覇権を張っている国だからでしょう。何度もダメになりかけながら、また復調しようとしています。なぜだろうかと思うと、切り替えが早いのでしょう。頻繁に再構築が繰り返されているのでしょう。だらから、新しいものが出てきやすい土壌にあるのかもしれません。日本のようにいつまでも引きずりません。その分国民にとっては、環境の変化が激しくて、暮らしすは大変だと思います。リフレッシュを繰り返しているから、元気な国なのだと思います。大きな財政のマイナスも、シェールガスの革命である程度取り戻すことが出来るのではないでしょうか?円安株高で、日本の景気がよくなるのなら、日本のためにもしばらく、アメリカには元気でいて欲しいですね。