いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

人生の四季

1月30日

「1月は行く」とよく言ったもんで、1月ももう終わりです。

早いですね。

23日、東京都知事選が23日に告示されて一週間が経ちました。

2月9日の投開票まで17日間の選挙戦のまだ前半です。

東京では、激しい選挙戦が繰り広げられているのでしょうね。

立候補者はなんと16人。

年齢は35歳~85歳まで幅広いです。

30歳台 1人

50歳台 2人

60歳台 7人

70歳代 3人

80歳台 3人

60歳台が一番多く、70歳台80歳台の人がそれぞれ3人も出馬しているのに驚きました。

80歳台と言えば私の父ぐらいの年齢でです。

選挙に出るほど元気なのですね。

えらいちがいです。(笑)

年を重ねても元気なのはいいことです。

元気で頑張ってほしいですね。

知事選に多いのですが、立候補者の、ほとんどの人が無所属です。

これだけ多いと、東京都の人は誰を選ぼうか頭を悩ますところでしょう。

今回の選挙で、東京都知事が変わって、大阪にどう影響があるかわかりません。

私が知らないだけかもしれませんが、大阪ではあまり報道されていないような感じです。 

そんななかでも、気になったのは、

東京都知事選挙の立候補者で話題を集めている元首相とそれをサポートする元首相二人です。お二人とも似たような年齢だと思います。

この二人を見て、「人生の四季」という言葉が浮かびました。

首相という政治家でもピークを極めたお二人がタッグを組んで、東京都知事選挙に挑んでおられます。

首相を務めた人が、再度政治の世界に挑戦するというは、あまり聞いたことがありません。

首相のような精神的ストレスの多い仕事をこなして、引退して後再度政治に挑戦することはなかなかできません。

再度で政治の世界に挑戦するのにはそれなりの「大義」あるとは思います。

このお二人が東京都知事選挙に挑戦されると聞いて、私は、もう一度人生の「春」を取り戻したいという気持ちなのかなとも思ってしまいました。

気持ちは「人生の春」かもしれませんね。

首相という、最大のピークを過ぎているので、「人生の小春日和」かな。

小春日和は、「 初冬のころの,晴天で穏やかな暖かい天気。小春はもともと陰暦10月の別名で小六月ともいい。」 

東京都知事選挙戦は、まだまだ、前半です。

精一杯頑張ってほしいですね。

 

仕事、趣味などの何事においても、「伸」「盛」「衰」「停止」の時期はあるように思います。

四季のようなものが。

職業においては、

例えば、政治家。 

 政治家になる人は年齢が高いですね。

確かに、

政治家の人は、その「盛」の時期が他の仕事に比べると遅いです。

50歳台は若手です。

60歳台になって、認められ始めるのではないかと思います。

70歳台後半でも元気な人もいますが。徐々に、長老の域に入って「衰」えていくのかと思います。

但し、続けて政治家をした人でしょうけど。

政治家は、70歳、80歳まで、勢力的に元気に働くには、体が丈夫で健康でないとできないですね。

 

反対にスポーツは「盛」が若い時にありますね。

特に、お相撲は、年齢が若いときに「盛」がきます。

昇進するひとは20歳半ばで大関横綱になります。

長くできた人でも、30歳台後半まで現役でいることができる人は少ないです。

平成になってからは、魁皇関が平成23年7月場所で38歳11か月で引退しました。

相撲界では年長だと思います。

それまでは、30歳前半で最年長でした。

しかし、最近は、スポーツ界でも年々長く続ける選手が増えてきていています。

サッカーのカズさん今年47歳になられるようなです。

野球では中日の山本昌さん今年49歳。

スキージャンプの葛西選手も41歳ですが、まだまだ、元気で、自分の記録を伸ばそうという意欲が見えます。

スポーツ選手の選手生命はそう長くないですね。

20年ぐらいでしょう。長くて25年ん。

この年齢は、会社勤めの人では、「盛」の時ぐらいでしょうね。

ビジネスの世界では、スポーツに比べると長いですね。

 

人生の四季。 

人生の四季には青春、朱夏(しゅか)、白秋(はくしゅう)、玄冬(げんとう)とあるようです。

五行説によるもののようです。

 木、火、土、金、水の五要素をもって自然と人事の一切を解釈しようとする五行説という思想によって、春は青、夏は朱、秋は白、冬は玄(黒)を配したものです。

各季節につている「青」「朱」「白」「黒」は、世界の四方を守る四神の色と同じです。

東=龍、南=雀、西=虎、北=武。

四季というからには、方位と季節も関係があるのでしょう。

風水では、春の方位は東のようです。

新たな物事の始まりとう言う意味があるようです。

この根本には陰陽五行説があるようです。

四神は、昔の都市計画でも見かけられます。

昔の都会の人は、のろいから都市を守るために、四方を守る神の加護をねがったのでしょうね。

京都にも朱雀門というものが、今の二条城近くにあったようです。

玄武門に相当する門もあったようです。

 

何歳までが春で、何歳まで夏なかな?

決まった見解はなさそうです。

ネット調べてみますと、人生の四季について書いているブログを見つけました。

「青春とは30歳くらいまで、朱夏は30歳から50歳、白秋は五50歳から70歳あたり」と書かれたものがありました。

今の時代、こんな感じかなと思います。

と言えば、今は私の人生は今初秋となります。  

しかし、簡単にそうとは決めれないところおあると思います。

人生の四季(春、夏、秋、冬)は、人それぞれ。

それは、仕事、加齢による体力の衰えや気持ちの持ち方によるものもあります。

 逆行することも、季節を一つ飛ばすこともあります。

人生の四季は、人それぞれの生き方で、変わるものでしょうね。

東京都知事選挙で立候補している80歳を超える人の人生の四季は、勢いのある今、まさに春から初夏のかもしれませんね。

 1月27日にサザエさんの磯野波平の声優永井一郎さんが亡くなられました。

82歳でした。

その夜のテレビのニュースで、永井さんのことを取り上げていました。

永井さんの写真や過去のインタビューなども紹介させれていました。

インタビューの中で、人は「年齢を自分で決めてるのでは?」おっしゃっていました。

82歳になっても、まだまだ現役で元気に仕事されていたかと思うと、なるほどと思います。

私の子供頃から見ていたサザエさんの磯野波平の声は永井一郎さんの声でした。

その声が聞けなくなるは、なんとなく寂しいですね。

サザエさんで、磯野波平役の永井一郎さの声のは、

2月9日まで聞くことができるそうです。

そのあと、誰がするのでしょうか?

永井一郎さんの御冥福をお祈りします。

 

人生の四季は、いろいろな物理的要因はあって、最終的には自分が決めるのでしょうね。