NHKオンデマンドで「NHK『ドキュメント72時間』~鴨川デルタ 京都の青春~」を見た。
この周辺で暮らす人そして観光客がこのあたりで、くつろいだ時間を過ごしていた。
京都の学生たちも、夜には宴会をして楽しんだり、ひとりの時間をしずかに過ごしたりする映像もあった。
ここに行ったのは昨年がはじめてだった。
「賀茂川」「高野川」が合流する様子が目新しく面白く思った。
それ以来なんどが近くを通ったことがある。
京阪電車を終点の「出町柳」で降りて、今出川通を西に歩くと、鴨川がある。
このあたりは「賀茂川」と「高野川」の合流点で「鴨川デルタ」というよだ。
NHKを見て初めてこの名前をしった。
ちょうど川が綺麗にYの字を描いている。
川の合流点、「賀茂川」「高野川」に挟まれた中州は、堤防のようなものがなく、今出川通の一本の上の道からゆるく下り坂を降りていくと、水辺に行ける。
休日に行くと、水遊びをする子供や、水辺の石の上に座って川に吹く風を浴びながらくつろいでいる人、シートを敷いてお弁当を食べている人など。
また、渡り石が二つの川と岸を結ぶように置かれ、ピョンピョンと飛び跳ねて渡ろうとする人。
京都にあって、川に一番近いところのようだ。
多くの川は、川と岸を大きな段差で区切られている。
大阪ではあまり見られない情景だ。
川は人が寄り付かないようにされている。
「鴨川デルタ」は水辺公園のような場所だ。
鴨川は、このあたりだけではなく、下流に行っても、人に近く、川辺を散歩したりくつろいでいたりする風景を見かける。(五条あたり)
京都は海から遠いが、
京都の東山あたりを歩いていると、疎水や川に行き当たる。川辺近くまでおり、川に振れることができるところをまま見かける。
「鴨川デルタ」以外で渡り石がある。
「鴨川デルタ」は、ロケーションもよい。街はずれではなく、観光地の中にあり、交通の便もよい。
鯖街道口もあり、鯖寿司の店には行列ができていた。
琵琶湖疎水
京都(東山界隈)は水に近い。
小さな疎水や川の流れを生活の条件に取り込んでいるような。
明治維新に政治の中心に東京に移り、京都の街はさびれるかけた。そこで当時の知事が京都の街の復興のために尽力し、予算の何倍も費用を使った。
琵琶湖疎水はそのひとつで、日本で初めて、日本独自の技術で設計施工されたよだ、そして発電所をつくり、日本で市電を走らせるなど京都の街は復興に向けて努力した。
その疎水は、鴨川に向けて東山エリアでいろいろな方向に向けて流れている。
↓哲学の道に流れる疎水。北向きに流れている。
京都市立動物園横 琵琶湖疎水記念館前
爾禅師 水路閣
疎水ではないが、
高瀬川も川辺が手の届くすぐ近くにある。
阪急「四条河原町」駅の西の端の階段を北に上がると、高瀬川沿いに喫煙場所がある。
京都につくとまずそこでタバコを吸う。
高瀬川がすぐ足元を流れている。
最近改修して流れが綺麗になったような。