アメリカに本拠を置く主要IT企業の頭文字をとったものだ。今、大儲けしている企業が並んでいる。
時価総額では日本の企業でかなうものはない。ソニーと任天堂を合わせても足元にも及ばない。
世界一の企業の集まりかも。
5月22日の日経電子版のニュースで、
5月17日時点での時価総額の比較が掲載されていた。
マイクロソフト 108.0兆円
amazon 101.2兆円
Apple 95.7兆円
google 89.0兆円
Facebook 58.2兆円
ソニー 7.5兆円
任天堂 4.9兆円
ちなみにトヨタの時価総額は21.5兆円(5月29日)17日より少し下がっているかもしれない。
この巨大企業がゲーム市場に乗り出そうとしているというニュースだった。
5Gが導入されれば、ソニーや任天堂は飲み込まれてしまうかもしれない。
3月にGoogleが発表したゲームは、ゲーム機が不要で、スマホ・タブレット・パソコンなどでゲームができるようだ。ハードの問題をサーバー側で解決できるようにするとのこと。
もし、4Gより相当早くなり通信のタイムラグが減る5Gが本格的に運用されるようになると、本格的に広まるかなと思う。そうなれば、ゲーム機がいらないようになるだろう。
5Gがどれだけ普及するか?
スマホで使う場合、バッテリーが問題になる。5Gになると、一度に多くのデータを受けることになる。その処理に電力をたくさん消費する。さらに、周波数が上がるため基地局の増設も必要になる。通信会社の負担が増える。費用と収益の効果はどうなるか。ドコモの試算では通信速度が、今の100倍ぐらいになるとのこと。色々と要件を踏まえて、試算してでのことだが。
5Gなしでも、4Gの環境で、これができるのも、世界中にサーバーを持つGoogleのスケールがあってのこと。
GAFAの他三社も世界中にネットワークを持っている。
ゲームをやっている人は多い、通勤電車でもよく見かける。これは、大きな市場だ。20兆円と言われている。
GAFAもそこそこ儲け、さらなる儲け口を探さないといけない。GAFAのビジネスモデルにもそろそろ限界が来始めているのだろう。ゲーム市場が収益をさらにあげると期待しているのだろう。そして、5Gが広く行き渡るようになると、それに拍車をかけるだろう。
GAFAは普段の生活の中でも、ソニーや任天堂より身近で、よく利用している。なくては困るものもある。
GAFA以外にも、マイクロソフトや、Yahoo!、ツイッターという企業もアメリカにある。
中でも、マイクロソフトは大きな企業だ。時価総額でもGAFAより大きい。Windowsは世界中で使われている。OSはAppleのマックや他もあるが、Windowsのシェアとは比較にならないだろう。
マイクロソフトのウィンドウズが出る前に、日本独自のOSが開発されていたのは、知っている人も多いと思う。
トロンというOSだ。長くガラケーに使われていようだが、そのガラケーも風前の灯火。
聞くところによると、トロンがでるとアメリカの企業が打撃を受けるというので、アメリカが圧力をかけてきた。これにより、挫折した感じだ。結果、アメリカ生まれのOSのウィンドウズが世界を席巻した。
今、アメリカで5Gを主導したいと、トランプ大統領が躍起になっている。それに似ている。今回は、もう動き始めているのを止めて、アメリカに持ってこようと言う、あからさまに強引で力任せの大技だ。中国に対しては、5G以外でも、アメリカの地位を揺るがす動きを中国がしている。これが、5Gを絡めて、対中国への今のアメリカの対応となっているぼだろう。
かつての「アメリカに追いつけ追い越せ」と言ってた高度経済成長時代の日本に似ていなくはない。
テレビでも同じことがあった。
今は、デジタルハイビジョンが普通だ。かつてに日本は、ハイビジョン放送をアナログ方式を開発していた。しかし、これも、外圧に押されて、デジタル方式になった。
日本発のものは、どんどん消されていった。
マイクロソフト、GAFA、ツイッター、Yahoo!はアメリカ生まれの企業。世界中をカバーしているような印象がある。世界のスタンダードだと言える。
ドル含めアメリカのスタンダードが世界を席巻している。
アメリカの力任せの対外圧力の後押しもあったかと思う。
アメリカに対抗して追い抜くのはしばらく難しいかと思う。
追い抜こうとすると、強い圧力がかかる。かつての日本もそうだったように。今は中国がその対象になっているように。
今、これらの企業の商品やサービスがとても便利で使っている。appleを除いて、安価で無料でネットサービスを提供している。
今まで、安価に利用してきた色々なネットサービスだが、あまりに儲け過ぎ、税制とかが変わりつつあるようだ。
いつまで、安価に無料で使えるのか?
サービスの形が変わり始めた時かもしれない。
アメリカの強さは、先行投資に寛容なことではないかと思う。グーグルにしてもamazonにしてもツイッターにしても最初が赤字であったり、それほど儲かっっていなかったはず、そんな企業を残し、今のような超大企業に育てるというのは、アメリカの経済軍事の力もあるが、アメリカの強さだと思う。敗者復活が可能な国だと思う。失敗を恐れずに挑戦できる。
こうした、やり方があったから、今までなかったものを生み出すことができた。そして、それらの企業は、多くの優秀技術を吸収して、今や大企業となった。そして、それぞれは世界中の企業の垂涎の的の個人情報を含むビッグデータを持っている。
今の日本では考えれない。
かつて、はあったはず。
日本不幸だったのは、アメリカの圧力もあったが、それより、システムの問題がひどい。
起業の元である資金を貸し出す企業が自己保身にはしり、簡単な評価はどうにでもな決算書などの紙ベースの審査走り、経営者や名目上の社員の将来を「連帯保証」という紙に署名押印させることで、経営者や役員でもない名目役員の社員やそれに関係する人の将来を担保にした。結果、連帯保証で多くの人が、署名押印せざる得ない状況でしたもののおかげで、多くの人が人生を失った。日本は、失敗すると、失敗しなくても失敗した会社にいると復活が難しい社会となった。これはお上の御達しがあったからだろうか?
そして、自業自得か、お上のせいか、その金融機関もアップアップのようだ。
そのうち、銀行は減っていくかもしれない。
今の日本は、人が減り、やる気も減り、活気がどんどん減っていっているような印象をもつ。
もう高度経済成長時代の勢いを取り戻すことはないかもしれない。その成果の多くは、アメリカに行ったような気もする。
しばらくは、アメリカ主導は変わらないだろう。
いや、アメリカであってほしい。中国主導になると、どうなるか不安だ。