いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

緊急事態宣言が出された。準備は十分だった?

昨日7日、緊急事態宣言がなされた。
昨日だされるのは知っていた。

テレビ全ての局が、この発表を流していたようだ。

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この日、ふらっと、いつものお店に寄った。繁華替ではなく人通りも多くない街角の呑み屋さん。
空いていると立ち寄る。

外出自粛の影響か?緊急事態宣言の発表のテレビの影響か?客足はわるく、空いていた。

他のお客さんとは2m以上離れて座れた。

このお店は、

個人経営の呑み屋さん。
店長と話をすると、
「店を開けていないと収入がなくなる。開けていいていいのだろうか?」
「子供預けている保育園が休園になるかもしれない。」
「どうすればいいのか?」
不安そうだった。

 毎日の客さんからの水上けで生計を立てている。小さな子供もいる。

お客さんが来ないと、店の家賃、家の家賃も払えない。小さな子供の保育園も。そして、生活費にも困るようになるかもしれない。

行きつけの店がなくなると寂しい。右京さんもそうだった。

 

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多くの人が、緊急事態宣言で生活を根本から揺るがされることになりかねない。
このように個人経営の人、雇い止めされた人、非正規従業員、新型コロナウィルスで収入が絶たれたり減ったり人が多く出ている。これからももっと出そうだ。

その対策として

 厳しい状況にある個人事業主に対する最大100万円、中小企業には200万円の給付、無利子無担保の融資や、税・社会保障の猶予措置などの制度があるようだ。

融資や給付を受けるのには、毎度の如く、役所や銀行など三密(密閉・密集・密接)のところに行って、長時間待って、申込みしないといけないのだろうか?

融資申し込みもを受ける人も感染の危機に晒されながらすることになり、融資を申し込む人も感染のリスクが高いのは当然。
ここからクラスタになったりしないだろうか?

お店をする人は感染すると閉店の危機に迫られる。


申込をして融資や給付がでるのはいつか?二ヶ月先と言う話も聞く。
二ヶ月規模の小さい個人事業主が耐えることができるのだろうか?


給付するについては、誰かが国民の収入を一番よく知っているのは、税務署ではないかという話をテレビかで聞いた。
税務署や財務省そして金融庁が先頭を切って融資や給付を指揮・実行すればもっと早く、公平(不正受給や給付漏れを少なく)、安全にできるのではないだろうか?

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リーマンの時は、融資に時間がかかっても、なんとか生業を賄う方法はあった。
今は、外出すらままならない状況にある。

 

多くの人を救うために、政府は、身近の人だけでなく、もっと広く深く政府のお金を担っている納税者を見て、齟齬がないように十分準備して、制度上で感染の危険性がないシステムを準備して、緊急事態宣言をするべきではなかったかと思う。時間はある程度あったとも思う。


中国で新型コロナウィルスがでてから、三ヶ月もあった。中国で爆発的感染が広まって、二ヶ月半ほどあった。


その一番の発症地の武漢が二か月半ぶりに開放されたようだ。新たな感染者が出なくなったからのようだ。この発表に疑問を投げかける声もあるが。


新型コロナウィルスを抑え込むには、外出自粛など対策を取って、感染を広めないようにすることはとても重要だ。
緊急事態宣言は、とても重要でもっと厳しくでもいいかもしれない。


隣国で交流の多い中国の様子を見ていれば、日本がどうなるか、行政・政治のプロなら気なったはずだと思う。


緊急事態宣言を出す前に、永田町や霞ヶ関を出て、世の中を見て、融資や給付を受ける人の感染リスクを減らすシステム構築して臨んで欲しかった。