中学校、高校、大学の卒業式のことは、なぜか全く覚えていません。
一応、出席はしたと思います。
小学校の卒業式は、随分練習したので覚えています。
卒業生が「第九」うことになったのです。
それもドイツ語の「第九」です。
今でも、少しは覚えています。
私のクラスの担任の先生が強く押したのだでしょう。
わりと口がうるさいく女先生でした。
他の先生も仕方なかったのでしょうね。
決まると、ほぼ毎日、授業もそっちのけで、「第九」の練習でした。
この先生の時は、時として、授業がそっちのけになることがよくありました。
自習も多かったです。
先生は授業そっちのけで教頭先生になる勉強をしているようでした。
このときの自習のおかげで、算数が好きになりました。(笑)
卒業式といえばそんな思い出しかありません。
昨日は、上の娘の高校卒業式、
そして、もうすぐ下の娘の中学校の卒業式です。
それぞれが大学、高校へと進みます。
妻は、上の娘の卒業式を見に行きました。
小学校や中学校の時とは違って、保護者は見て帰るだけという感じだったようです。
カメラも持っていたのですが、ほとんど撮る事もなく終わったようです。
式が終わった後は、卒業生どうしや恩師や、部活の先生や後輩達と一緒に卒業を味わったのでしょう。
親はもう、蚊帳の外です。
子供が大きくなると、どんどん親の手から離れていきます。
妻は少し寂しかったのではないでしょうか。
卒業式の写真をたくさん撮りたかったのだと思います。
上の娘はそんなこと関係なく、高校生活最後の日を楽しんだのでしょう。
中学・高校と部活を通してたくさんの想い出を作ったのだと思います。
下の娘の卒業式ももうすぐです。
下の娘はまだまだ子供です。まだ手がかかります。
中学校の卒業式までに、
高校入学のための物品購入とかあります。
妻と下の娘が一緒にいきます。私ではダメなようです。
忙しいといっていますが、妻にはそれが良いのでしょうね。
妻はなにかと娘達に手を焼きたがります。
入学式・卒業式・学校のイベントなどがあると、
ほとんどと言っていいほど行っていました。
そして、ビデオで娘達を撮っています。
私は、逆で、
娘たちの小学校・中学校・高校の時の入学・卒業などイベントには、
無頓着でした。
しかし、
高校卒業となると、少し違います。
もう社会人になってもおかしくない年齢になったということです。
上の娘が生まれて、病院から帰って来て、初めてで抱いたとき、
あまりの軽さと小ささに驚いたのを覚えています。
色々上の娘の小さかった頃のことを思い出してしまいます。
小さかったのがこんなに大きくなったんだなと。
ただ、子供たちが大きくなるにつれ、
子育ても終わりに近づいていきます。
それを思うとほっとする気持ちもありますが・・・。