為替介入があった??
今日4月29日は月曜日だが昭和の日で祝日。
日本は株式市場は休み。
しかし、海外では取引が行われている。
政府・日銀もゴールデンウィークで休みをエンジョイしているかと思っていた。
この日は、京都をウロウロ散歩。
それで、
14時ごろ、ドル/円はどうなっているか?スマホを見た。
何んとびっくり、先週見慣れた数字の155円台が表示された。
そう金曜日には158円になったのを思い出した。
ニュース見ると朝方は160円台までになったそうだ。
その後円高になり154円台に。
為替介入があったのか?と思った。
財務省は、「ノーコメント」との答え。
為替介入したということだろうか?
為替介入したとすれば、事前にイエレン財務相に話はしたのだろうか?
なしで、やったのだろうか?
ニュースでは、日銀が覆面介入したという。
規模も5兆円規模だそうだ。
これは、正式な発表ではなく、
財務省は、5月31日にこの期間の介入状況を発表するとのこと。
介入があったとして、
一時、154円台まで円高になって、156円台になり、
そして、158円台にり、その後157円台で推移した。
もしこ、政府日銀の円買いドル売り介入があったとすれば、一回では終わらない。
2022年は3回為替介入をしている。
規模も9兆円規模だったようだ。
今回は5兆円規模だから、あと数回は、為替介入をする可能性もあった。
アメリカ時間の5月1日(日本時間5月1日深夜)に
FOMCでは、利下げも利上げもしないことになった。
ただ、緩和の方向性を持たせた感じだった。
これで、ドル円はあまり反応しなかった。
1ドル157円台だった。それが、急激に円高になり153円台になった。
これも、政府日銀の為替介入だと思われた。
短期間に2回も大きな円高への動きがあったということは、
3回かもしれない、上のグラフを見ると、
ドル円が大きく下げた後、少し戻りかけたところをさらに下がっている。
円買いドル売りの為替介入があったのことは、確実ではないかと思われる。
3兆円規模の介入があったのではというニュースが流れた。
為替介入の目的の一つは、短期での円安への変動を防止するのが目的?
しかし、為替介入をすることで、短期での円高への変動が起こした。
これだけ、為替が変動すると、観光旅行で日本に来ている外国人や海外旅行をしている日本人は、困っただろうと思う。
為替介入があったとしたら
もし介入したとすると、
なぜ、日銀政府は、ボラティリティを高める事をするのだろう。
もっとやり方は、あっただろうかと思う。
しかも、ゴールデンウィークの最中に。
26日の植田総裁の会見が良くなかったのかもしれない。
このような会見だと、
アメリカの利下げは、思ったより、先になりそうな状況において、
円安のベクトルは強い。
円安のベクトルが強い中、いくら円高にしようと思っても、
どれだけ効果が見込めるのか?
ニュース記事を読むと、介入の効果について懐疑的な話が多い。
今回の、政府日銀の円買いドル売りの介入しとしても、意味が少ないように思う。
気になるのは、
介入することを事前にアメリカなどに伝えているのだろうか?
日銀会見の前の日の25日には、イエレン財務長官が、介入に対し牽制球を投げている。
「介入がまれであることを願う。そのような介入がめったに起きず、過度な変動がある場合に限定され、事前に協議があることが期待される 」
2022年の介入の時は、連絡しなくても、アメリカは一切関知しなような感じだった。
覆面だから、今回も連絡等をしていない可能性がある。
まだ、アメリカからの発表がない、あるのかわからないが。
介入があったかどうかわからない中、アメリカもコメントできないだろう。
もし、為替介入があったとしたら、
イエレン財務長官の25日の話からすると・・・。
前述したように、直近で為替介入があったのは2022年。
このときは3回為替介入をしている。
規模も9兆円規模だったようだ。
2022年の3回の介入を一回というように一時期の介入を一回として換算した時に、
1990年以降為替介入は2022年を入れて6回行われている。
そのうち4回は、円高対策だった。
それぞれ、そのうち、3回は大きな出来事があったころに近い、
1995年阪神大震災、2001年9.11、2011年東日本大震災。
為替介入の頻度はそんなに高くない。
市場原理で動く為替市場を、政府の思惑で、大きく変動させるのは、やはりちょっと問題があるような気がする。
ただ、
下のサイトの記事にあるグラフの介入の時期を見ると、
多くの場合は、その効果があったように見える。
5月2日の最終は153円41銭で終わっている。
現地時間5月3日(日本時間5月4日早朝)のドル円の終値は、152.98円。
一時、151円台まで円高になったようだ。この数日で、8円もの円高だ。
30日の時比べて、反発より、円高方向に動いているようにも見える。
ただ、日本が金利を上げず、アメリカ金利に変化がない状況では、金利差が、円安に動く要因になる。
日銀会合前のアナウンスは何だったのだろう?
日銀会合の会見の日に向けて、国債購入量を減らすなど、金利上昇をにおわす発表した。
そのわりには、会見は円安を容認したようなあっさりしたものだったような気がする。
実際に会見の現場を見ていないが、聞こえてる内容からするとそんな感じがする。
財務省と日銀で何かあった?
日銀と財務省政府の立場の違いから、何かあったのかもしれない。
問題点になるのは、
物価だろうか、政治問題だろうか、
物価高については、政府・日銀も同じ考えだと思うが、
政府日銀は、利上げの方向を示すことに躊躇があるようだ。
日銀は、引き締め(利上げ)の方向をとりたいのかもしれないが、
政府の方が、拒んでいるのかもしれない。
結局、日銀が折れて、国債の購入を減らすという内容をしなかったのだろう。
これで、円安に振れるのはわかっていた。
自民党が補選で全敗が原因?
政府日銀の介入があったとされる前の日
4月28日、自民党が補選全敗が確定した。
翌日29日、選挙結果を受けて、財務省のより上から、物価対策で何か動かないとということで、慌てて介入したに介入したというなんかも、考えられなくもないかなと。
素人感覚で考えてしまう。
あと何回円買いドル売りの為替介入ができるのかな?
もし今回、政府日銀の円買いドル売りの為替介入があったとすると、
政府日銀の為替介入の余裕がなくなっていくという記事を日経新聞の記事にあった。
政府3月末で1550億ドルを保有してるようだ。他証券や金などがあり、そのうちの証券を売却するにしても、2,000憶ドル程度が限界で、介入に仕えるのは3,000憶ドル程度が考えられるようだ。すると47兆円になる。
47兆円ー5兆年(4月29日分)=42兆円
42兆円÷5兆円≒8回
5兆円規模だと8回が目いっぱいになるということだろ。
5月2日の分も含めると8兆円、すると49兆円ー8兆円=41兆円。
41兆円がのこっているとすると、あと5回になる。
{為替介入、攻防第2幕 「残弾は8発」政府の懐探る市場」を参照
もし、為替介入でかったとすれば、
もし、為替介入でなかく、アルゴリズムの暴走かもしれないと思った。
引き続き同じような、急激な円高があったことからるすると、
ほぼこの可能性はないように思える。
2023年10月、ドル円が150円から147円30銭台に下がったことがあった。
この時も、政府日銀の介入の観測があった。
財務省の対応は今回と同じ「ノーコメント」だった。
今回は、160円台から154円台へさらに152円台へと変動だった。
10月のほぼ倍の動きがあった。
5月3日のアメリカの雇用統計を受けて
そして5月3日に発表されたアメリカの雇用統計は、市場予想を下回るものだった。
農業分野以外の就業者は前の月と比べて17万5000人増加。 24万人程度を見込んでいた市場の予想を大きく下回った。 また失業率は前の月から0.1ポイント上昇して3.9%となった。
これによりドル円は円高傾向に動き、5月3日の終わり値は、1ドル=152.98円だった。
政府日銀ももう少し待てば、円高傾向になる発表があったのに。
なぜ、来週まで待てなかったのだろう。せめて、日本国民の多くが休みムードの時にこのようなこと行ったのかは、疑問だ。
そうせざるを得ない事情があったのだろう。
やはり、自民党の補選全敗かな?と勘ぐってしまう。
5月6日の18時時点では、153円台にある。
ここから、どう動くのだろうか?
5月7日の週の日本株はどうなるのだろうか?
GW中に色々あって、GW明け、企業が本格的に動き出して、どのような動きがあるだろうか?
この稿を書き始めて、数日かけた。
その間に、動きがあったので、その都度追加したりした。
多少、時間の前後でおかしなところがあったかもしれない。
投資は自己判断の上、自己責任で行ってください。
ここに書いたことは、あくまで素人が、興味本位で書いたことです。