4月26日ドル/円が158.33円で取引が終わっている。
25・26日日銀会合があり、
26日の植田総裁の発表いかんでは、為替が大きく動くと思われた。
その通り、植田総裁の記者会見のあと、ドル/円は円安に大きく動いた。
朝の時点では1ドル156円台だった。
当分アメリカの好景気は続きそうで、FRBの利下げはしばらくない可能性がある。
政府や日銀は、この日の発表の前に、為替介入・国債買い入れの減少などの情報を出して、アナウンス効果でドル/円が円高になることを狙ったようだが、全く効果がなかったようだ。
昨年なら、これらの情報が出ると、円高に動いた。
今回は、動かなかった。
発表では、国債買い入れ減少の話などはなった。
政府・日銀は、介入や利上げに動くことができないと読まれているようだ。
おまけに、植田総裁は、記者会見で、円安を認めたような会見になったようだ。
しかも、イエレン財務長官は、25日に、市場が決定する為替レートを持つ大国については、為替介入はまれな状況にのみ容認、事前に相談があって当然だと発言したようだ。
この発言により、為替介入が容易にできなくなった。
前回の為替介入はアメリカに相談しなかったようだ。
今回はそうはいかない。
円については、護る手段が塞がれて、円安に進むしかないような状況になった。
円安は加速度で気に進み、158円台になった。
2円ほど円安に進んだ。
昨夜は、ドル/円は160円に向かうかという勢いが一時あった。
ただ、158円を超えてから、介入を恐れてこわごわと円安が進んでいるような感じだった。
政府・日銀は動くことができるのだろうか?
それで、円高になるのか?
月曜日は、祝日。
休みの間に、円安はさらに進む可能性もあるが、
円安になると、ドル資産の円評価が上がるので、ちょっと嬉しい。
日米の金利差で、FXのスワップポイントが増え、ドル預金するより高利回りになっている。
ただ、生活の物価に影響がでるのは困る。
来週は日本は休みつづく。
為替だけでなく日本株はどう動くだろう。
日本株は、円安に好感して上がることがなくなった。
投資の現場は、複雑な要因の元、常に変化していっている。
今日の変動要因が、明日の変動要因ではなくなることもあるだろう。
円安がどのように動くか
円安が進んだとして、それがどれだけ影響するのか
判断して考えないといけない。
先のことは、誰もわからない、
投資は先読みだとすると一種の博打のような感じになる。
短期の事に、目を奪われず、長い目で見ることも必要かもしれない。
大事なお金、投資は自分の判断で、自己責任で行ってください。
よく見るYouTubeのチャンネル「Trade lab」が出版した書籍。
まだ、買ったばかりで読んでいないが、参考に読んでみようと思っている。