いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

「破」「離」の年だった。

今週のお題「2011年、私の3大ニュース」

今年の三大ニュースと言えば、

東日本大震災」「福島原発」「金融(円高、株安、金乱高下、国債)」です。

日本人には、忘れる事ができない日。平成23年3月11日。

この日は、日本人の心に深く刻まれたと思います。

ショッキングでした。

大阪でも感じが不気味な揺れ、忘れる事ができません。

マグネチュード9以上のありえない大きさ。

押し寄せる津波の威力のすごさ、映像で多くの人の目に津波の威力を見せつけました。

津波の威力が多くの人の記憶に刻まれたと思います。

そして、被災者の方が広範囲で多いこと、今でも不自由されている方が数えきれない程いらっしゃると思います。

たくさんの方が亡くなれました。

両親、兄弟、子供、親戚、友人知人と多くの人の命を奪い、家財も、生活の場も奪う、史上類をみない災害でした。

日本史上最悪の災害だったと思います。


それに加えて原発問題。

今日、野田総理福島原発の冷温停止を政府として発表しました。

史上まれに見るこの原発事故。地震と津波だけが原因ではないような感じがします。

人災じゃないかと思ったりします。

つぎつぎと発覚する問題点。

今回の原発事故は、提起されていた想定に基づいた対策ができていれば、起きなかったかもしれないと思っています。

それが、一つまちがえると今回のようなことになってしまいます。

ただ、多くの人の努力と犠牲で、チェルノブイリのような惨事にならずにいます。

まだまだ、これから何十年、この福島原発から目は離せません。

福島原発」は私たちの世代が子孫に残した、大きな負の遺産となってしまいました。

自然災害、環境破壊がもたらした災害。

タイの水害。人類がもたらした大きな環境破壊による環境変化が原因じゃないでしょうか?

森林を伐採しすぎたせいではないでしょうか。

森林地帯の土の保水力がなくなってきたのが原因じゃないかと思います。

台風12号・15号による十津川村と和歌山南部エリアの水害もそうかもしれません。

森林の伐採による災害ではないでしょうか。

広葉樹林から需要のある針葉樹林へと山の木が替わっていくことで山の保水力が弱くなり、

林業の不振によりれ放題なった山。

そして、地球温暖化による気候の変化の影響もあると思います。

人類がおよぼした地球環境への影響だと思います。

聞いた話では、地球環境の変化で地球の肺ともいわれるアマゾンに雨が降らなくなる可能性もあるようです。

アマゾンの森林が消えてしまうこともあるかもしれません。

アマゾンが消えると酸素はどこから供給されるようになるのでしょう?

人類の存在が地球上に大きな影響を及ぼし始めてきて、そして人類の存在に大きな影を投げかけはじめています。

自然破壊、環境破壊。

人類の発展よる影響が地球環境に及ぼしたことにより引き起こされた災害じゃないかと思います。

そして金融。ソブリン債への不信。

ギリシャ財政の問題。

これはあきらかに人災です。

「うそ」と「うそを暴いた」ことにより起きた経済的な災害だと思います。

ソブリン(国債)への信頼を失墜させた出来事です。

PIIGSへの不安感が高まってきています。

イタリアの国債の利率が7%前後に上昇。

ドイツの国債の入札札割れ。

EU全土に飛び火して、いずれアメリア、アジアにも飛び火してくるかもしれません。

世界経済に与える影響は計り知れません。

そして、この災害は、来年にかけてもっと大きな渦となって、世界を巻き込んでいくのではないかと心配になります。

20世紀の理論はもう通じない。

今年起きた事をみますと、20世紀では考えられなかったことが次から次とおきているような気がします。

ITの進歩とBRICSの台頭と20世紀にはなかったことが起きています。

もう、20世紀の考え方では、解決できないようになってきているのかもしれません。

今やっている低金利政策も20世紀の遺物じゃないでしょうか?

政治経済を司る人には、クリエティビティ(創造する力)が必要とされてきてます。

いままで通りにやっていると・・・「おわりです」

小手先の政策では、立直れないと思います。

安易すぎるように思います。

「破」「離」の年だった。

今年は、何かいい事がありましたか?

プライベートでも色々ありました。

一つは、父が正月早々に敗血症で入院。生死をさまよいました。

昔から親しくしてくれていた先輩が会社から去って行きました。

多くの人の繋がり切れました。

ほかにもあります。

これは秘密です。

こんなに大変な年はありませんでした。

しかし、また違う流れが私の周りで生まれ始めているように感じます。

これを逃がさず。

来年は、もっと激しく揺れる年になるかもしれません。

いい年になればと思います。