映画「アナと雪の女王」
妻と娘たちがこの映画を観てとても良かったととても気に入ったようで、そのDVDを妻が買ってきました。それから、何度も見ています。
私も何度か見ることができました。
人気があるのがなんとなくわかったような気がします。
昨日も一昨日家に帰ると、また、観ていました。
観ていると、上の娘がこんなんあると教えてくれました。
映画の挿入曲「生まれてはじめて」吹き替えで、方言バージョンの映像を娘のスマホで見せてくれました。
ご存じの方も多いかもしれませんが、なんか面白いので、記事にして残しておこうと思いました。
この映画の主題歌の「ありのままで」はいろいろな国の言葉バージョンがあります。聞くところによりますと、映画の中主題歌「ありのままで」を歌うシーンの女王エルザの口の動きがそのそれぞれ言語に合った動きになっているようです。これの方言バージョンはなさそうです。
なかなかの、仕掛けだと思います。こういったものが、人気の秘訣かもしれません。
「生まれて初めて」の方言バージョンで一番おもしろいとおもったのは、大阪弁バージョンでした。
大阪に住んでいるから、地元びいきかもしれません。(笑)
大阪弁にすると、なんか危機感がなく微笑ましい感じです。
その次は博多バージョン。
八戸バージョンも、かわいい感じがしました。
そして、沖縄バージョン。
特徴が強く、なれていないせいもあって、言葉が聞き取りにくかったです。
他にも京都弁、奈良弁、甲州弁などいろいろな方言のバージョンもありました。
日本語は語彙・文法・音韻・アクセントなどあらゆる面で地方ごとの方言差が大きく、異なる地方に転居や旅行した際に、言葉が通じず苦労する場合が少なくない。日本語の方言は大きく「本土方言」と「琉球方言」に分かれ、それぞれがさらに細分化できる(区分章を参照)。明治以降、東京方言を基に標準語の確立と普及が進められ、地方の方言はそれを阻害するものとして否定的に捉えられるようになった。太平洋戦争後は標準語(「共通語」とも言い換えるようになった)と方言の共存が模索されるようになったが、実際には各地の伝統的な方言は急速に衰退・変質している(歴史・近代以降章を参照)。 日本では「方言」という語は、「めんこい」「おもろい」「ばってん」のような標準語・共通語とは異なる各地方独特の語彙や言い回し(「俚言」)あるいはアクセントや発音の違い(いわゆる「なまり」)を指す場合が多い。しかし、言語学ではアクセント・音韻・文法などを全てひっくるめ、その地域社会の言語体系全体を指すのが一般的である
日本は狭い国ですが、江戸時代には、徳川幕府の支配下に、独立国にちかい藩というものがあって、その藩の中で、独自の文化を形成した結果かもしれません。
江戸時代には、藩同士が幕府に無断で付き合いをしたりして、謀反を考えていなくても、変に疑いをかけられるて、お家取り壊しをおそれて、交流は避けていたようです。当然、藩内の大勢を占める農業に従事するひとは、藩外との付き合いは少なかったでしょう。
今の県境も藩政の名残があるようです。藩政の境界に関係なく境界を決めると、風習などの違いがあって、問題が起きると思ったのでしょう。
今の中東付近の諍いとまではいかないまでも、同じ日本人が諍う恐れがあったのでしょうね。
聞き慣れた方言で、吹き替えをされた歌は、とても面白いです。
聞いて見ると、大阪と京都も近くですが、微妙に違うのが面白です。
YouTubeで有りましたので、一度聴いてみてください。
京都弁
博多弁
八戸弁
沖縄方言