ワーケーションという言葉を耳にした。
ウィキペディアで調べると
ワーケーションとは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語(かばん語)で、観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方。在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられる。(ウィキペディア「ワーケーション」より)
英語の綴りは書かれていない。想像に任せますと言う感じかな。
検索してみると、
work×ation
wor×cation
の二種類があるようだ。
前者のほうだと、仕事(work)と休暇(vacation)。これが一般的なようだ。
workとVacationの最後のationを組み合わせて
work×ation(ワーケーション)となる。
とても違和感をかじる造語だと思う。
ationは単なる接尾語でationがつく言葉はたくさんある。
ationは、-ateで終わる語幹から名詞をつくる。「…の動作[状態,結果]」とWeblioにあった。
atiionで終わる英単語は。
たくさんある。探してみた。
communication 意思疎通
innovation 革新
conversation 会話
motivation 動機
renovation 改修
creation 創作
nation 国家
aviation 航空
negotiation 交渉
moderation 節度
association 協会
assassination 暗殺
variation 変化
termination 終了
starvation 飢餓
occupation 占領・職業
corporation 法人
operation 操作
population 人口
ration 配給
location 場所
salvation 救済
calibration 較正(キャリブレーション)
celebration お祝い
halation ハレーション
articulation 明瞭な発音
curation 人力で情報を収集
などなど、もっとあると思う。
探すのは面白かった。
ationにがつく言葉にはいろんなものがあった。
考えによっては、work×ation(ワーケーション)はいろんな解釈ができる。
たとえば、workとcommunication 意思疎通、 innovation 革新、 conversation 会話、 motivation 動機、 renovation 改修などationだと、仕事のために訓練して伸ばさないという義務的な感じがする。
一般的に言われているwork×ation(ワーケーション)のイメージとは少し違う。
ただ、いろんなwork×ation(ワーケーション)があってもいいと思う。
corporation 法人だと「もっと働け!」になったり。
moderation 節度だと「コンプライアンスを守って、儲け過ぎないように」となったり。
aviation 航空だと航空会社で働くことだったり。
今、一般的に言われているワーケーションは、vacationと引っ付ける意味のようだから、最後のationに個性を持たせるために
wor×cationのほうが,vacationが見えてくのかなと思った。
w×acationだと、仕事(work)の部分がすくなくて、もっといいかもしれない。
おもしろい、言葉あそびだ。
仕事と休暇は分けたいものだ。
日本人だから、旅行に行っても、家にいても、ワーケーションだと、ソワソワ、ダラダラ仕事になって、落ち着かないかもしれない。
日本の場合は、リモートワークやテレワークだけで、いいのではないかと思う。旅行など観光産業はGOTOトラベルがいいと思う。
わざわざ休みに仕事をする必要はないと思う。
ワーケーションは、「creation 創作」とつながり、フリーランスやクリエイターやプランナーなどに向いているのではないかと思う。
事務職や営業職に向かないように思う。
パイロットや電車の運転手・タクシーの運転手がワーケーションしたらどうなるか、想像すると怖くなってくる。
警官や消防士がワーケーションしたら・・・。
営業や販売職がワーケーションしたら・・・。
などと箸も棒にもかからない想像をしてしまう。笑