いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

資格試験を受ける。五十の手習いならぬ、アラカンの手習い。 頭を使うことは健康にいいかなと思っている。ボケ防止、年金に期待できない老後のための備え。

  

資格試験を受ける

9月にファイナンシャル・プランニング 技能検定 3級(FP3)の試験を受けた。

誰に受けろ!とは言われたわけでもない。

別に試験を受ける必要もない。

 

資格試験は受けろと言われて受けると苦痛だと思う。

FP3の試験の日、同時に2級もやっていたようで、2級の試験会場からはスーツ姿のグループが出てきていた。金融関係の人かと思われる。会社からの指示で受けに来たのだろうか。

 

自己研鑽で、将来のために、昇進の為に受ける人もいるだろう。自分はこちらの部類に入るだろう?

 

何の為にか?

強いて言えば、老後のため健康のため好奇心自己満足、ちょっとした刺激

甘い気持ちはない。

 

今は、多く今の年配の人は、年金がたくさん出て、悠々自適の生活を送っていると思う。

しかし、自らの身を鑑みると、到底年金で悠々自適の生活は程遠い。

 

老後の再就職

歳をとって、会社から「もういいよ」と言われて、職を失っても、なんとか職を探すことができるきっかけになるものを用意しておいてもいいかなと思った。

「きっかけ」があっても、選考はあくまでも人を見られるから、あまり役立たないかもしれない。微かな可能性を願って・・・。

 

健康法 

また、頭の体操にもなる。

考えて覚える。いい頭の体操だ。

脳トレもいいが、これもいい頭の体操になる。

そして、頭を使うことは一つの健康法だと思う。脳が元気ないと、体調にも影響を与えるのかと思っている。

 

新しい知識が入ってくる

なんか呆然としていた情報の形がはっきりしてくる。好奇心をそそられる。

これも面白い。

好奇心は健康の元だと思っている。

 

試験を受けに行くにのは、ちょっとした刺激がある。若い時の気持ちを思い出すことができる。

最近、試験場で周りを見渡して、最年長じゃないかと思うことが多い。

気にしない。

 

試験を受けると言っても、司法試験や税理士試験などの上級の試験はまだ考えていない。

とにかく初歩的なもにからと思っている。

 

   

 

勉強方法

初歩的なものだから、それほど難易度の高いものは少ない。

 

ファイナンシャル・プランニング 技能検定 3級(FP3)の合格率は、学科が70~80%、実技は80~90%ぐらいある。とても合格率が高い。

 

試験の方式もマークシートがほとんど。

選択式だから、勉強方法は至ってシンプル。

 

本は買わない。買っても積んどくになってしまい、幾数年放置してして、こんな時があったなと懐かしむのが落ち。

こんな本が何冊も家にある。

どうも本を机に置いて勉強することができない。まともに椅子に座って勉強したのは、半世紀前かもしれない。

集中力がない、10分程度勉強したら、すぐ頭がいっぱいになって、別のことに手を出してしまう傾向がある。

 

そんな人間にピッタリの、手軽な方法があった。

 

スマホで勉強。

 今は、いい時代になった。過去問題のサイトがある。しかも無料。このサイトで、通勤中や何なかの合間に勉強できる。

スマホだとゲーム感覚で勉強できる。

何度も何度も問題を繰り返しする。これが意外と身につく。

 

そして、YouTubeも使う。

動画で解説してくれるので、わかりやすい。

 

これから受けようと思う試験

 

今回は3級を受けたが、本当は2級を受けたかった。
2級受けるには3級を合格する必要があった。

FP試験は2級まで受けようと思う。

これは少し合格率が低くなる。

それでも50%はあるというページがある。

 

先ほど書いたことと矛盾するかもしれないが・・・

 

今は、第一種電気工事士の実技試験に向けて準備中。

この試験は初歩ではない、合格率は30%前後か。

昨年、学科は受かった。

U-CANの通信教育を申し込んだ。送られたテキストを読んで、あとは、スマホで過去問を繰り返してやった。学科は受かった。

U-CANのテキストは文字大きくわかりやすかった。

残念ながら、実技はスマホではできなかった。


YouTubeで候補問題の解説を何度か見て、少し線を切ったり繋いだりする練習をして、実技試験に臨んだが、太刀打ちできなかった。

本当は最低でも実技試験の準備は二ヶ月程度時間があったが、何もしかった。

二週間程度の勉強では、到底無理。

学科合格は次の試験まで有効なので、今年は学科免除で実技試験を申し込んだ。ズット前から始めるつもりだったが、最近始めた。今度は3週間少々で実技試験に臨むことになる。当然受かるつもりで、残り時間を頑張ろうと思う。

 

ただ、この試験に合格したと言っても、第一種電気工事士の免許はもらえない。5年の実務経験が必要。実務経験がないものには、合格しても意味ないもの。
しかし、合格していれば、5年実務経験を得れば、第一種電気工事士になることができる。

これから電気が大量に使われる時代に、必要な資格になるかも・・・。

とにかくYouTubeで候補問題の解き方を、何度も見て、見習って、実物も使って、頭に叩き込み体にも染み込ませて、臨みたい。

 

そのあとは、基本情報の試験。

これも、数年前、スマホで勉強して午前の試験は合格したが、スマホで勉強できない午後の試験で落ちた。

 

   

 

 

そのあとは・・

電験三種

これは非常に難しい。

これは克服したい。

スマホで勉強できるか?過去問のページがある。

一問試してみた。

何を言っているのか?

 

どの試験もそうだった。

最初は「何を聞いている?」「意味不明!」「日本語か?」から始まる。

 

どんなジャンルも最初は岩のように硬く、弾き返される。何度も挑むと、徐々に入り込める。

竈門炭治郎が岩を切ったように。

どんな硬いものも、いつかは克服できる。

そう思うと、今いくらできなくても、それを繰り返せば、いつか克服できると思えてくる。

そう思うと、入り口が硬いほど、面白く思えてくる。

 

   

 

資格の縛り

話は変わる。

法治国家。法律で決められたようにしないといけない。

守らないとえらい目に遭うことがある。

 

資格がないとでできない仕事がたくさんある。

 

ただ、社長なるには、お金やる気のどれかか、全てがあれば、なることができる。何の権限もない雇われ社長になることもある。社長になるには、多くの場合、特に資格試験に受かる必要はない。

 

社長検定という試験は聞いたことがない。

 

自動車運転するのには、普通自動車免許が必要。普通自動車運転免許証を持っている自分は運転が下手でも公道で自動車を運転することができる。しかし、プロレーサー並みに運転が上手い人であっても、普通自動車運転免許がなければ公道を自動車運転することはできない。すると捕まる。

 

弁護士、公認会計士、税理士、公認会計士建築士弁理士司法書士行政書士電気工事士宅建などの士業は特にその縛りが厳しい。

ほかにも士業は、数多くある。

 

報酬を得るために、法律の相談、法律上の代理行為は弁護士でないといけない。資格が無ければ、報酬を得てすることはできないきない。

弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。 (弁護士法第72条)

 宅建業者が不動産を売ったり、売買の代理・仲介をする場合は、必ず重要事項の説明をしないといけない。これをするのが、宅建士。

宅地建物取引業者は、宅地若しくは建物の売買、交換若しくは貸借の相手方若しくは代理を依頼した者又は宅地建物取引業者が行う媒介に係る売買、交換若しくは貸借の各当事者(以下「宅地建物取引業者の相手方等」という。)に対して、その者が取得し、又は借りようとしている宅地又は建物に関し、その売買、交換又は貸借の契約が成立するまでの間に、宅地建物取引士をして、少なくとも次に掲げる事項について、これらの事項を記載した書面(第五号において図面を必要とするときは、図面)を交付して説明をさせなければならない。 (宅建業法35条)

 

などなど、士業には「呪い」ように縛りがきつい、縛りを破ると罰を受けることになる。素人であっても侵すことはできない。

 

前出のFPは、とても微妙な資格だと思う。クライアントに具体的な案件で、税金や法律の話をすることはできない。一般的なことの説明しか法律では許されていない。一線を超えると、法律違反になり、罰せられる。

それがクライアントのベストなことであっても、資格がないため違法になる。

 

刑事もののドラマなどで、違法に取得された証拠は証拠として認められないと言われているのと同じようなものだろう。

 

法律で作られた資格や法律で守るよう義務付けられ、法律が彼らの仕事を守っている。

利権になる危険は孕んでいる。

これが法治国家のひとつのカタチ。

これで秩序が保たれている。

いずれ古くなる。

傷んでくる。

古くなったり、傷んだりしたシステムを新しくするのが

立法府