いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

「時感」 5月最終日、梅雨の合間の青空。

 

今年は、桜が咲くのが早く、梅雨入りも早かったです。

先日、関西は梅雨入りしました。

以来、曇天の日が続いていました。

 

そして、今日は久々の晴れです。

久しぶりに青空を見ることができました。

久々も日差し、朝、通勤するとき、まぶしく感じました。

気候的にいい季節です。

スーツを着て、日差しの中にいると少し暑く感じました。

しかし、日陰にはいると涼しかったです。

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いい季節です。エアコンなしでも大丈夫、ドアを開けていると、気持ちいい風が入ってきます。

ずっと続けばいいなと思います。

しかし、

早いもので、今日で5月も終わりです。

寒かった冬が終わり、桜が咲き始め、春が来たと思えば、フジ、ツツジ咲くころを経て、薔薇のシーズンもそろそろ終わです。そして、夏の声が聞こえる季節になりました。

早いものです。

ここ数年、時の過ぎるのがとても速くなった感じます。

年と共に時が過ぎるのが早く感じるのでしょう。

昨日行った串カツのお店の大将と、そんな話をしました。

若い人は時間が経つのが遅く感じ、30歳代半ばを過ぎ、30歳代中ごろぐらいから、急に時がたつのが早く感じられるようになると言っていました。

時というのは不思議です。

実際、目に見えるものではなく、時を時計というカタチで表します。

時計の示す時間は、共通です。

しかし、人によって、感じ方が違います。

特殊相対性理論に、「物体が高速で移動するほど、その系における時間の流れが遅くなる。速度の上限は光速なので、光速に近い速さで運動する物体はほとんど時間の進みがないことになる。」という理論があります。

人間の時の感覚に同じようなことがあるのかなと思ったりします。

若い脳(生物学的な脳ではなく) は、次から次へと新しい刺激を受け高速で成長をしてきます。ちょうど高速の乗り物に乗っているように、体も若いので、脳の命令に敏感に反応して動くことができます。

そして、年齢とともに、刺激に鈍感になり、脳の成長が徐々に遅くなっていきます。また、体力的に衰えがいますので、伝達系の神経も劣化してきます。脳の命令にすばやく伝えることができず、体も迅速に反応できなくなってきます。

年と共に、同じ一時間でも、感じることができる刺激と、処理できる量が違ってきます。

早くしているつもりでが、若い人にとれば、遅いなと感じられているのでしょう。これが、感じる時間の長さの違いになるのでしょうね。

コンビニのレジで、支払いを済ませて、お釣りやポイントカードを財布にしまうのがどうもトロトロしているような気がします。しまっている間、次のレジがすぐ横で始まっています。早くしないととアタフタと、レジの前を離れます。最近、よくあります。若い頃は、どうだったか?もっと、ちゃっちゃとできていたかも。^_^

今の気候が過ごしやすく、気に入っています。このいい時期が、ささっと通り過ぎてしまうのかと思うと、残念で、5月の終わりを迎えて、ふと、時間の過ぎる早さを考えてしまいました。

「時間」は共通で、人それぞれ感じ方が違う時間は「時感」ですね。

「時感」を大切に過ごしたいものです。