「ES」をネット調べてみると、
- エンジニアリングサンプル (engineering sample)
- 電磁波過敏症 (electrical sensitivity)
- 英国学派 (English school) -国際関係論の1派 進化戦略 (evolution strategy) - 進化的アルゴリズムの1つ
- エントリーシート (entry sheet) - 就職活動用語
- 従業員満足度 (Employee Satisfaction) - 顧客満足度CSと対比される
- 胚性幹細胞 (embryonic stem cells) - ES細胞
- Eスタイルスタジオ (EStyledio) - トランサイクル・ジャパンが運営するサービス
- エンジニアリングサービス(engineering service) - デジタル放送におけるソフトウェアや全受信機共通データを配信する仕組み
などがあります。
最近よく耳にするのは「entry sheet(エントリーシート)」の「ES」です。
最近は就職するときに、面接の前に「エントリーシート」を送るようです。
「エントリーシート」で合格した人というのか、審査が通った人が面接試験を受けることができるようです。
就職活動のシステムも変わったものです。
上の娘も就職活動の時期になり、「エントリーシート」を一生懸命に書いています。
「エントリーシート」をよく耳にすると思うものこのためでしょう。
大学の就職活動をサポートする所で、教えてもらって「エントリーシート」を書いたりしています。
なかなか大変なようです。
変わらないのは「学歴」。
全ての会社ではありませんが、
日経新聞の記事に載っていた採用担当の話で、
学歴フィルターがかかるようです。
日東駒専(日本、東洋、駒沢、専修)以上、関西なら関関同立(関西学院、関西、同志社、立命館)以上は通します。過去の筆記試験で落ちた学生を分析すると日東駒専より下のランクの学生が多いというデータがあったから
こればかりは、大きな企業になるほど、その傾向が強いのかもしれませんね。
エントリーシートは、送る前からはじまっています。
締め切り期限があれば、それまでに送らないといけません。
私見ですが、郵送の場合、速達で送るのは良くないと思っています。
普通郵便でもちゃんと届くようにエントリーシートを作って送っているかも、採用担当の方はみると思います。
送り先企業名の後が「御中」になっているかも見られます。
採用企業が用意した封筒では「宛」になっていることがありますが、
これは消して「御中」に書き換える必要がありますね。
決められたフォーマットで書いているかも、見やすく書いているかも大切です。
誤字脱字も減点になりますよね。
今、私がエントリーシートを書いたとしたら、誤字脱字そして乱文ではじかれるでしょうね(笑)
エントリーシートをカラーペンなどで書くのもあまり良くないようです。
友達とのやりとならいいかもしれませんが、
学生気分で書いてしまうと減点の対象になるかもしれません。
最近はインターネットでエントリーシートを送る事もできるようです。
コンピュータならコピペができるので、同じような文章ならと、コピペして、
社名を書き換えず送ってしまうこともあるようです。
社名間違いは、一発アウトのようです。
本気度が問われます。
わからないだろうと、事実と違う事を書くのもまったくダメです。
意外と分かるようです。
「御社で働いている大学OBの○○さんにお会いして志望度が高まりました」ともっともらしく書いているESがあったのですが、そんな社員はうちにはいな かった。わからないだろうと思って適当に書いたのか、それとも他社のOBと勘違いしたのか。よく調べたらその学生はそもそもうちにOB訪問をしていない。
勘違いは別として、「嘘」は論外ですね。
エントリーシートを送らせるということだけでも、
応募者のルールやマナーがどれくらい身に付いているかを測る判断材料になります。
ただ、嘘はよくありませんが、多少の間違いは、後から正せば、直すことができます。
細かいことを見るより、
エントリーシートは、応募者の自己アピールの場でもあるので、
自由な表現がゆるされても良いかもしれませんね。
内容を見て、企業に合っているか、
企業の力になるかを採用担当者が判断するほうがいいと思います。
かつて、私が、中途採用で応募した会社の面接試験を受け、面接のあと自己紹介文を書かされたことがあります。
その会社に採用されて就職しました。
採用されたあと暫くして、
私の書いた自己紹介文に当時の採用担当の人から、文章が誤字脱字や妙な表現があったと言われました。
それでも、採用されたのは、英語の資格を持っているからだということでした。
私の採用は、社長の鶴の一声で決まったようです。
小さい会社でしたので、社長も採用に係っていました。
その後、営業から総務になり、色々な仕事をするようになりました。
そして、採用担当をしたことがあります。
その時は、履歴書と職務経歴書のようなものを送ってもらっていました。
時には、面接時に持参してもらうこともありました。
「エントリーシート」というものはありません。
中途採用がほとんどでした。
応募してきた人に会って決めていました。
また、私の採用の時と同じく自己紹介文も書いてもらったりしました。
面接は、履歴書を見て、職務経歴書を見てしました。
そこそこ良い履歴の人と面接して、
前職の仕事の内容などの話を聞いて見るとみると
履歴書や職務経歴書に書いてある内容とちょっと違うなということもありました。
その逆も当然のことながらありました。
普通にあり得る事ですね。
働く職場の環境で、発揮できる能力は変わるのでしょう。
企業で働く人の能力は、企業内で発揮できていても、それは企業という背景があって能力が発揮できているように見えているだけかもしれません。
働く企業の環境と合えば、他社で実績がなくても、どんどん実勢を伸ばす人もいるかもしれません。
採用は、エントリーシートや面接そして筆記試験だけではどうも判断しがたいところがあると思います。
本当は、採用してみないと分からないというのが、
実際でしょう。
採用すると簡単にやめさせることができません。
採用した以上、その採用については、採用した部署が、ある種の責任が問われることもあるでしょう。
採用は企業の将来にかかわります。
採用する側も、多数来る応募者から、どう採用を決めるかが大変なところですね。
色々な所を見て、判断せざるを得ないのでしょうね。
そのなかで生まれて来たのが「エントリーシート」でしょう。