今の時代、風邪をひくこともできない。
風邪などで発熱すると、「コロナか!?」となり、戦々恐々とする。
今年になって、家族の発熱が3回もあった。
今更ながら、新型コロナウィルスの感染の足音が身近にやってきた気がした。
いずれも、早めに発熱外来でPCR検査を受けて、「陰性」だった。
ひと安心した。
発熱と聞いたときは、大慌てだった。
発熱外来で早くPCR検査ができるところ探し回った。
「陰性」で安心して、なぜ発熱したかということはあまり気にかけなかった。
発熱に対しては、病院でも自信ある診断はもらえないようだ。
PCR検査で陰性だったということで、はじめて受診でき、病気の診断をしてもらえる状況ではないだろうか?
もし陽性であったら、家族全員が濃厚接触者になり、家族全員陽性になれば、全員が自宅療養になるだろう。
今の大阪ではホテル療養など受け付けてくれないだろう。
さらに、2日に遡って会った人が濃厚接触者になってしまうはず。
会社であれば、多くの人が濃厚接触者になってしまう可能性もあり、会社の機能自体に影響を与えかねないのではないかと思っている。
新型コロナウィルスに感染することの社会的影響の大きさは、
測りきれないものがある。
ただ、PCR検査も100%でなく、精度は70%程度のようだ。
PCR検査で「陰性」と判断されても、その時点で「陰性」なだけで、感染初期のため、検出されなかった可能性もあると言われた。
確かにそうだと思う。PCR検査の帰りに感染してしまう可能性もある。
最近では、ステルスオミクロンが日本でも発見され、市中感染しているようだ。
ますます安心できない状況になってきた。
早めに3回目のワクチン接種を受けて、少しでも安心材料を持ちたいと思う。
3回接種したからと言って、まったく安心できるわけではないが。
ここ一年半ほど、身近にコロナ感染者がおらず、そんなに感染者が多いのかと、画面の向こうの話のように思っていた。
改めて、新型コロナウィルスの怖さが感じた。
毎日発表される感染者以外にも、無症状の感染者が多くいるだろうとのこと。
今は、会う人が無症状の感染者かもしれないと思うと、人と接することが怖くなってきたような気がする。
コロナの足音が大きくなってきたようだ。
京都へも行きにくくなった。