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この内容は、あくまで個人的興味で調べて感想を書いたものです。
株式市場
株価というと経済の指針の一つのように思われている。
株価は色々な経済指標や政治や国際事情により敏感に反応して上下するからだろう。
反応する指標等は、機関投資家の恣意性があるのか、時として変わる。
素人が手をだすと、多くの場合損をするように思う。
特に信用取引などをすると、取引額が元本に対して大きくなる。儲かるときは大きいが、損失も相当大きくなる。リスクが高い。信用取引はどちらかというと短期になる。素人は、長期投資で考えた方がいいかもしれない。
そして、多くの企業の資産でもある。その資産を担保に借り入れしているところもある。
年金資金を運用しているGPIFも株を持っている。老後の年金がかかっている。
株価の変動が経済に与える影響は大きい。
コロナウィルス感染の拡大するにつれ、長く安定して上昇してきたニューヨークダウに変調が見え始めた。先週(3/9-3/13)史上最高の上げと下げがとそれに近い上げ下げがあった。乱高下している。
同時に日経平均平均も暴落しり高騰したり。
これからウィルス感染がどこまで、株価いや経済に影響を及ぼすか?
リーマンショックのようになるのだろうか?
リーマンショック以上のことになるのか?
リーマンショック(2008年)
リーマンショックを覚えている人はいるだろうか?2008年9月リーマンブラザーズの経営破綻に端を発して、リーマンショックが起きた。原因はサブプライムローンの焦げ付きだ。住宅ローンを証券化して売買するだけでなく、そこから派生した金融派生商品、ディリバティブの破綻が被害を大きくした。
ニューヨークの株式市場、日本、ヨーロッパ、世界中の株式が暴落した。多くの企業が破綻した。
あれから12年になる。ずいぶん昔のように思う。
そして、リーマンショック以降、アメリカ株、ニューヨークダウは、リーマンショックなどなかったかのように上がり続けた。15,000ドル、20,000ドル、25,000ドルと上昇していった。
そして今、上がりすぎた株は下落が止まらない。
アベノミクスも吹っ飛ばされそうだな。
コロナショック!?
・ニューヨークダウ平均
ダウは29,568.57ドルをピークに徐々に下がりだした。約一ヶ月、アメリカで新型コロナウィルスの感染者が増え始め、世界各地で感染者が増えてきたころ、落ち始めた。
3月12日に一時21,154.46ドルを付けた。
ピークから。-8,414.11ドル(約-28%)下げたことになる。
この日の終値は21,200.62ドル。
翌日13日は、大きく上げた。
終値は:23185.62ドル。
1,900ドル上げた。
リーマンの時も、大きく上げたり、下げたりした。
3月6日から3月13日の週がこんな感じだった。
母数が大きくなっているから、落ち方も大きい。
前日差 割合
3月9日 -2013.76 -7.79%
3月10日 1167.14 4.89%
3月11日 -1464.94 -5.86%
3月12日 -2352.6 -9.99%
3月13日 1985.00 9.36%
13日は戻したが・・・・
まだまだ、乱高下ありそうだ。
リーマンショックの時の株価動下落の流れのなか、時として大きく上がることがあった。大きく上げたからと言って安心はできない。
・日経平均
日経平均は今年1月20日に一時
24,115.95円を付けた。
久々の高値だった。
しかし、
それが約2か月かけ下げた。
3月14日には一時、前日の終値から
-1,869.03円も下げ、16,690.60円
24,115.95円からだと7,425.35円(約30%)下げた。
この日は途中から戻り、17、431.05円で終えた。
前日比-1128.58円まで下げを戻した。
今は、投資家たちの思惑が錯綜している状態だろう。
どちらに動くか、迷っている状態だと思う。
下げにつられて売っても、上げにつられて買っても、
下げで買っても、上げで売っても、
どうなのだろうか?という状態ではないかと思う。
リーマンショックを超える?
リーマンショックは金融機関の破綻が原因だった。あの時は、近いようで、遠いところの話のように思えた。
コロナウィルス感染は、身近に起きている。行動が制限される。
選抜高校野球が中止になるなど、多くのイベントが中止になった。
インバウンドも見込めなくなった。観光業界は大変だ。
学校も休校になった。
社会や経済の根本にかかわる問題が原因だ。
結果、多くの企業が倒産の憂き目を見た。
それ以上に多くの人が、失業するなして。収入の道が閉ざされた。
中国から世界に、拡大が止まらない。
まだなお拡大中。拡大が始まったばかりとも思える。
フランスでは、生活必需品以外の店は閉鎖するようだ。
企業業績を危ぶみ、株は売られるだろう。
終息の糸口が見えない状態だ。
金融だけでなく、社会構造に大きな影響を与えている。
まだ、これからも、感染リスクに怯えて、行動もままならない、不自由な状態が続くかもしれない。
株価は、どうなる?
経済はどうなる?
生活はどうなる?
月曜日(3月16日)の東京市場は、ジェットコースターのようだった。
一時期200円高まであがったが、尾張のころには急落して、
429.01円安の17,002.04円とかろうじて、17,000円台に踏みとどまった。
ニューヨークダウの先物が、3月16日23時すぎの時点で
2,000円以上の下げになっている。 戻すのかまだ下げるのか?これからどうなるのだろう。
ワクチンが見つかるまで、この状態が続くのか?
しかし、中国国内で感染が広がり始めて3か月弱で、感染者の増加数が減ってきたという。
本当かどうかはわからないが、
アップルは中国国内の感染が落ち着き始めたとみているのだろう、中華圏以外のアップルストアは閉鎖しているようだ。当然日本も。
中国国内の新型コロナウィルスは終息し始めているのか?
もし本当なら、
他の国もひょっとして、数カ月すれば、自然と落ち着き始める可能性もある。
早期の終息が祈るばかり。