明日は二重四節気の「処暑」。
「陽気とどまりて、初めて退き、やまんとすれば也。」
または、
「処は上声、止なり、暑気の止息するなり。」と言いますが、
まだまだ、暑いです。
今日の日経新聞の電子版には、「9~11月、高温多雨の秋に 気象庁予報 」という記事がありました。
本日気象庁が9月~11月までの3ヶ月の長期予報を発表しました。
9月全国的に気温が高めで、雨は例年より多いようです。
今年は、北半球に吹いている偏西風が少し北によるようで、その影響で、太平洋高気圧の勢力が強まり、その分気温があがるとのこと。
蝉
朝、ふと思ったのですが、蝉の声の勢いが弱くなってきたようです。
駅近くの公園は、夏の盛りには、蝉の声でとても賑やかです。
今日、通ったときは、蝉の声が聞こえなくなっていました。
夏の暑さを演出する蝉の季節も終わりです。
蝉の声が聞こえなくなると、なんとなく。
電気
今日、猛暑の影響で、関西電力管内の電力需要が、東日本大震災以来、最大になったようです。
午後1時台の電力需要は2805万キロワット。
中部電力など4社に対して同日午後1時から午後5時まで最大50万キロワットの緊急融通を要請したそうです。
関西の電力は元々原発依存が高かったため、供給能力が落ちています。
昨年7月から稼働していた、唯一稼働していた大飯原発も、9月2日には3号機、 9月15日には4号機が点検の為に停止します。
これで、再び原発ゼロになります。
まだまだ、厳しい残暑が続きそうです。
関西電力管内の電力需給はひっ迫することになるかもしれません。
暑いからエアコンをつける、つけるから電気が必要になる、発電所はフル稼働、発電時にどんどんと熱が大気中に発散される・・・。
全く意味のないことかもしれませんが、電気を使わないようすれば、気温は下がるかなと、馬鹿げた、非現実的なことを考えてみたくなります。
高校野球
Nippon Archives 二十四節気 京都 〜処暑〜 - YouTube
処暑の期間の七十二候は以下の通り。
初候
綿柎開(めんぷ ひらく):綿を包む咢(がく)が開く(日本)
鷹乃祭鳥(たか すなわち とりを まつる):鷹が捕らえた鳥を並べて食べる(中国)
次候
天地始粛(てんち はじめて しじむ(しゅくす)): ようやく暑さが鎮まる(日本・中国)
末候
禾乃登(か すなわち みのる) : 稲が実る(日本・中国)