いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

あれから29年

昨日、阪神タイガースジャイアンツを下して、

クライマックスシリーズ第二ステージ4連勝で日本シリーズ進出を決めました。
 
小学生の時から、阪神ファンで、
阪神タイガースを応援していました。
最近では、子供頃の熱は冷め、熱心に阪神タイガースの試合を見ることなくなりました。
阪神タイガースが強い時だけの、ファンになってしまいました。(笑)
クライマックスシリーズは、テレビで放送していても、
短期決戦には弱いチームという印象を持っていますので、
どうせ敗退するだろうと、
見ることはありませんでした。
 
しかし、なぜか今年は、
クライマックスシリーズのファーストステージからテレビで阪神タイガースの試合を見ていました。
たまたま、見た初戦で、今年はちょっと違うなと感じました。
どこまで、行けるか?
昨年も、広島に負けています。
今年は勝てるかなという興味もあって見ていました。
そうすると、
広島を破り、
そして、とうとう、ジャイアンツを連破して、
日本シリーズに進出してしまいました。
2005年以来、9年ぶり。
日本シリーズを征すると、29年ぶりの日本一です。
 
日本シリーズの進出に気合入っているなと思ったのは、
クライマックスシリーズ勝ち抜けても、ビールかけの祝勝会はしないと、
事前に発表していました。
日本シリーズ進出が決まった試合の後も、和田監督の胴上げはしませんでした。
目標日本シリーズに勝つこと、クライマックスシリーズ勝ち抜けは、通過点という感じです。
 
 
29年のタイガースは、イケイケドンドンといった感じでしたが、
勝ち方が、派手で、
勢いで勝ったような感じでした。
時代も、
バブルの入り口の頃のでした。
景気が良かったです。
派手な時代でした。
道頓堀ダイブもあの時から、
あの時から、応援の仕方変わりました。
真弓ダンスという応援もあって、
観客席で、ダンスのようなことをしていました。
 
29年経って、大人になった感じがします。
 
29年前、阪神タイガースが優勝した時は、ファミレスで働いていて、
試合が終わった後、ファンが車で店に来て食事をして帰ったあと
駐車場チェックに行くと、そこには紙吹雪の紙切れが散在していました。
「やっぱり」
ある程度は、こうなる事を覚悟していましたが、
実際をみると、腹立たしかったのを覚えています。
しかし、初めてのに日本一ですから、
まっいいかという気持ちもありました。
それを、箒で掃いて、片付けました。
阪神タイガースの日本一になったことは、大きな話題でした。
まだ、Jリーグができるずっと前です。
野球放送も多かったです。
プロ野球にライバルが少ない時代でした。
 
阪神タイガースが優勝したこの年。
人生の分岐点がありました。
この年の年末に、ファミレス辞表を出し、翌年退社しました。
 
29年前は、私にとっては、大きなポイントの年でした。
阪神タイガース29年ぶりの日本一を目指すという話を聞いて、
もう29年かと思うと同時に、
その時のことを思い出してしまいました。
 
まだまだ、若く世間知らずでした。
歴史にもしもがないように、人生にもありません。
今状態が、自分にとって唯一の状態ということです。
ベストの状態としか言えませんね。
 
29年の間、ファミレス業界も、浮き沈みがあって、
いろいろ変化ががあったようです。
当時入社した会社はフランチャイジーでしたので、
当時の会社は、本体に吸収されてなくなったようです。
そういった変動の荒波の中で、浮き沈みしていかもしれません。
転職して、違う会社で働いていたかもしれません。
あの時、辞めてなかったら、どうなっていたかは、考えても詮無いことです。
 
今年の阪神は、いつもの阪神タイガースと違う気がします。
ひょっとしたら、日本一になるかもしれません。
試合のを見ていますと、クライマックスシリーズでは、
阪神タイガースにはツキがあったように思います。
短期決戦は、ツキか勢いが大きく影響します。
今のところ、ツキのある阪神タイガース
最終戦で、広島がジャイアンツに負けて、
他力で阪神タイガースが2位になるというツキもありました。
このツキを日本シリーズまで持っていけるか?
祝勝会しなかったのは、ツキを逃さないためかもしれませんね。
ツキを逃さないためには、派手なことはしないことですね。
相手チームは、ソフトバンクか、日本ハムか?
阪神タイガース以上のツキを持ってくるでしょうか?
楽しみです。
 
あれから、29年。
あっという間だったという気もします。
時代の風景は変わりましたね。